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2017年06月08日20:32

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聖メリーの鐘

『聖メリーの鐘』(The Bells of St.Mary's、1945年)。
新任神父のビング クロスビーが、初期の肺炎を発症したイングリッド バーグマンを、医師の指導の元に乾燥した温暖な南部へ転任させる。医師からは言うなとされていたが、嘘を付き続ける事の出来ないビング クロスビーはバーグマンに真実を告げ、バーグマンは本当の事を知り安堵と感謝の元にメアリー教会を去る。色恋物語にならないところが新鮮で好感持てる。医師のアドバイスって一体何なのか、、何かあった時の責任回避なのか、、
ともかく、ヘプバーンのシスター役(「尼僧物語」)も魅力だったが、バーグマンのシスター役もなかなかいい。教会付属の学校で、ケンカで負けた男の子に対して、次のリベンジを期して一緒にボクシングの練習に興じるバーグマンのシーン等は、なかなか見る事が出来ないレアシーンではないか。卒業テストで合格点に満たなかった女の子に温情を与えて卒業させるかどうかに悩むバーグマンの人間的魅力にも目を奪われた。
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