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日記一覧

新選組
2018年01月28日10:34

『新選組』1969年公開版、昨日 調布たづくりで上映会と講演。沢島忠監督、三船敏郎、司葉子、池内淳子、ら。近藤勇役の三船敏郎が板橋の刑場で打ち首されるという有名なラストシーン、言われる通りに見事?に打ち落とされていますね。また、少しの余韻を残す

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ヒロシマ モナムール
2018年01月28日09:45

『二十四時間の情事(Hiroshima mon amour)』1959年、日本・フランス合作、アラン・レネ監督、岡田英次、エマニュエル・リヴァ、ら。割り切れない日本人男が反戦映画のロケに訪れていたフランス人女優を執拗に引き留めます、それも被爆地広島を舞台に。広島の

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ある映画監督の生涯
2018年01月22日16:12

『ある映画監督の生涯 溝口健二の記録』1975年公開、新藤兼人監督。田中絹代を含む39人の映画関係者が溝口健二についてインタビューを受け、その語りを見ながら溝口健二を師と仰ぐ新藤兼人と依田義賢の二人が解説し続ける。入江たか子を途中から配役から外し

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絹代の初戀
2018年01月21日18:50

『絹代の初戀』1940年公開、野村浩将監督、田中絹代、佐分利信、水戸光子、葛城文子、ら。誰かが言っていたように私もこの映画タイトルを目にする度に引いてしまい何故か直ぐにレンタルしたい気にはなりませんでした。が、歯の奥に物が挟まったような佐分利信

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あやに愛しき
2018年01月21日13:21

『あやに愛しき(かなしき)』1956年、上林暁(あきら)原作、宇野重吉監督、田中絹代、信欣三、山田五十鈴、ら。これ程に重い映画が独立プロでここまで表現されている事でに驚きました。独立プロ作品という私自身の偏見もあったせいか、鑑賞を後回しにしていた姿

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デルス ウザーラ
2018年01月20日23:38

『デルス・ウザーラ(Дерсу Узала/Dersu Uzala)』ソ連・日本合作、1975年公開、黒澤明監督、ウラジミール・アルセーニェフ原作、ユーリー・ソローミン、マクシム・ムンズク、ら。シベリア沿海地方シホテ・アリン地方ってどこだろう?と地図を眺める

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わが谷は緑なりき
2018年01月20日11:53

『わが谷は緑なりき(How Green Was My Valley)』米国、1941年公開、Richard Llewellyn原作、ジョン・フォード監督、モーリン・オハラ、ら。19世紀末のウェールズ地方の炭坑町で渦巻く偽善と真実を見つめるようなお話。家族が揃って幸せだった頃の回顧話は沢山

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マタ ハリ
2018年01月14日11:05

『マタ・ハリ(Mata Hari)』1931年公開、米国、ジョージ・フィッツモーリス監督、グレタ・ガルボ、ラモン・ノヴァロ、ら。Margaretha Geertruida Zelleというオランダ国籍のMata Hariがドイツの間謀容疑でフランスで処刑された話を描いた映画は他にもあるんで

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八月の狂詩曲
2018年01月13日22:09

『八月の狂詩曲(ラプソディー)』1991年公開、村田喜代子原作、黒澤明監督・脚本、本多猪四郎演出補佐、村瀬幸子、吉岡秀隆、大寶智子、鈴木美恵、伊崎充則、リチャード・ギア、ら。リチャード・ギアって、やっぱり日本人受けしますねええ。広島原爆記念碑に主

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赤ひげ
2018年01月13日18:16

『赤ひげ』1965年公開、山本周五郎原作、黒澤明監督、三船敏郎、加山雄三、山崎努、香川京子、杉村春子、田中絹代、ら。昨年大晦日の放送では観る事が出来ていませんでした。昨年に鑑賞した『ふんどし医者(1960年公開)』中野実原作、稲垣浩監督、を思い出しま

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2018年01月08日13:13

『夢(Dreams)』1990年公開、日米合作、黒澤明監督、本多猪四郎演出補佐。黒澤明が実際に体験したであろう、「こんな夢を見た」記憶を8つの小作品集として映像化させています。今風で「あるある」と頷けるものばかり、だと私は思うのですが、それを資金協力を

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日本橋
2018年01月08日00:43

『日本橋』1956年公開、泉鏡花原作、市川崑監督、山本富士子、淡島千景、若尾文子、品川隆二、ら。舞妓、芸者を演じさせたら山本富士子はピカ一ですね。容姿だけではなく、落ち着き、包容力も含めてグイグイ惹き付けられてしまいます。行方知れぬ姉を探す医学

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現代人
2018年01月07日15:57

『現代人』1952年公開、渋谷実監督、池部良、山田五十鈴、山村聰、小林トシ子、多々良純、ら。まだ熟れ切れない山田五十鈴の悪女振り、ふてぶてしい程に我が儘でアプレな現代人を演じる池部良、病気療養中の母親と心を寄せる池部良との狭間に輪をかけるような

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幌馬車
2018年01月07日12:48

『幌馬車(Wagon Master)』米国、1950年公開、ジョン・フォード監督、ベン・ジョンソン、モヴィータ・カスタネダ、ら。時折に西部劇映画を観たくなる理由が幾つかあります。邦画にはない距離感に浸りたい為、物理的にも雨が殆ど撮影されていない乾き切った大地

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路傍の石 1964年度版
2018年01月06日23:51

『路傍の石』1964年公開版、山本有三原作、家城巳代治監督・脚色、淡島千景、池田秀一、萩原宣子(現・水原まき)、ら。1938年度版(田坂具隆監督、滝花久子)と1955年度版(原研吉監督、山田五十鈴)は昨年に鑑賞済みだったんですが、本日 1964年度版を鑑賞しまし

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小津と語る
2018年01月06日12:59

『小津と語る(Talking With OZU)』1993年公開、 田中公義監督。小津安二郎生誕九十年(没後三十年)を記念したドキュメンタリー。小津に心酔する七人の映画監督が登場。香港のStanley Kwan(關錦鵬、1957年10月9日〜)、フィンランドのAki Kaurismäki(1957

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青春の夢いまいづこ
2018年01月06日10:14

『青春の夢いまいづこ』1932年、小津安二郎監督、江川宇礼雄、斎藤達雄、田中絹代、笠智衆、坂本武、飯田蝶子、葛城文子、伊達里子、ら。江川宇礼雄の二枚目振りが光っています。この頃の田中絹代って、気立てのいい小娘役として小津安二郎らになんか安く使わ

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母を恋はずや
2018年01月03日12:10

『母を恋はずや』1934年公開、小津安二郎監督、吉川満子、大日方伝、三井秀男、逢初夢子、飯田蝶子、ら。異母兄弟を演じた大日方伝と三井秀男は兎も角、夫が亡くなり生活を切り詰めざるを得なくなって来た継母を演じた吉川満子の悲哀さが何とも言えない迫真さ

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その夜の妻
2018年01月03日09:47

『その夜の妻』1930年、小津安二郎監督、岡田時彦、八雲恵美子、市村美津子、山本冬郷、斎藤達雄、ら。サイレント映画なのに所々、微かに音や声が漏れ聞こえて来てびっくりしました。サイレント映画って、まさか口パクではないはず、各俳優達がしっかり台詞を

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落第はしたけれど
2018年01月02日23:53

『落第はしたけれど』1930年公開、小津安二郎監督、斎藤達雄、田中絹代、笠智衆、青木富夫、ら。この映画では、喫茶店娘の田中絹代は屈託がないですすし、卒業生となる笠智衆もまだインパクトが弱いですねえ。例え髭を剃っていたとしても学生にしては老け過ぎ

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朗らかに歩め
2018年01月02日22:13

『朗かに歩め』1930年公開、小津安二郎監督、高田稔、川崎弘子、伊達里子、坂本武、松園延子、斎藤達雄、ら。久し振りに小津安二郎作品を観たくなり、一般参賀と靖国神社初詣の帰路に新宿三丁目のTSUTAYAに寄りました。サイレント映画、予算もロケ日数も抑え

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