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日記一覧

「霧笛」神戸映画資料館にて。1934年公開、大佛次郎原作、国広周禄(=村田實)脚本、村田實監督、志賀曉子、中野英治、菅井一郎、村田宏壽、小坂信夫、ジョー・オハラ、大泉浩二、ら。伴奏は鳥飼りょう。先月から国立映画アーカイブで上映されていたフィルム

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「進軍」国立映画アーカイブにて、返還映画コレクションの一作、神崎エリさんによる伴奏付き上映。1930年公開、ジェームス ボイド著1927年「Marching On」原作、野田高梧脚

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「ろまん燈籠(どうろう)」太宰治著、昭和58(1983)年、新潮社発行。先日、残存フィルムとして米国からの返還を果たしたフィルム群の一つとして鑑賞したばかりの映画作品である「四つの結婚」の原作となった太宰治の短編「佳日」、を含む短編集を読んでみま

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「四つの結婚」国立映画アーカイブにて、返還映画コレクションシリーズの中の一作。1944年公開、太宰治1944年発表『佳日』原作、八木隆一郎脚本、青柳信雄監督、入江たか子、山田五十鈴、山根寿子、高峰秀子、河野秋武、清川荘司、江川宇礼雄、ら。冒頭と後半

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「上海の月」国立映画アーカイブにて、返還映画コレクションシリーズの中の一作。1941年公開、松崎啓次原作、山形雄策脚本、成瀬巳喜男監督、山田五十鈴、汪洋、里見藍子、大川平八郎、佐伯秀男、清川荘司、大日方傳、ら。オリジナル114分尺の残存途中から、

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満州難民
2023年12月01日11:24

「満州難民〜三十八度線に阻まれた命〜」井上卓弥著、幻冬舎2015年発行。先日11/3、新宿の平和祈念展示資料館で行われた「難民問題の過去と現在」シンポジウムに登壇された加藤聖文、滝澤三郎、井上卓弥の御三人の内、現在進行形である難民問題と自ら

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別れの茶摘歌
2023年12月01日11:24

「別れの茶摘歌」1957年公開、本多猪四郎&竹中弘祐脚本、本多猪四郎監督、島倉千代子、扇千景、小杉義男、北川町子、本間文子、伊東隆、津山路子、三條利喜江、ら。11/8の島倉千代子さん御命日、墓前に参られていた方からこの映画作品の事を教えていただき、

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「腹黒い世界の常識」島田洋一著、飛鳥新社2023年7月発行。以前から救う会集会における島田さんの話は何度も聞いていたし、最近はYoutubeでも視聴する機会多し。文章でも歯切れ良く読み易い。国家は侵略以上に自殺によって滅びる、と。最も警戒すべきは、平和

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「エジプトの空の下〜わたしが見た「ふたつの革命」〜」飯山陽著、晶文社2021年発行。学会や研究者の中では四面楚歌?状態である?だった?飯山さんの主張をどう判断するか、興味を持って関心を寄せ続けています。日本において、現在の中東情勢ウォッ

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「エジプトの空の下〜わたしが見た「ふたつの革命」〜」飯山陽著、晶文社2021年発行。学会や研究者の中では四面楚歌?状態である?だった?飯山さんの主張をどう判断するか、興味を持って関心を寄せ続けています。日本において、現在の中東情勢ウォッ

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「モノクロの街の夜明けに(I Must Betray You)」ルータ セペティス(Ruta Sepetys)作2022年、野沢佳織訳、2023年9月岩波書店発行。先ずは簡単に入手出来た邦訳本を読んでみました。「1989年12月21日の革命をもたらしたルーマニアの勇敢な学生たちにこの作

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「イスラム2.0」飯山陽著
2023年11月18日10:32

「イスラム2.0〜SNSが変えた1400年の宗教観〜」飯山陽著、河出書房新社2019年発行。飯山さんのYoutubeを暫く視聴して来ましたが、初めて彼女の著書を読み、これまでよりも少し勉強になったと思います。日本人は『コーラン』に基づけば不信仰者である

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「警視庁公安部外事課」勝丸円覚著、光文社2021年発行。外交官特権など間接的にこれまで耳にしていた情報もあるが、成程と認識させられる事も多いもの。帰路における「点検」と「消毒」、大使館への送り届け、POL、在日各国大使館に

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「腹黒い世界の常識」島田洋一著、飛鳥新社2023年7月発行。以前から救う会集会における島田さんの話は何度も聞いていたし、最近はYoutubeでも視聴する機会多し。文章でも歯切れ良く読み易い。国家は侵略以上に自殺によって滅びる、と。最も警戒すべきは、平和

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別れの茶摘歌
2023年11月10日17:35

「別れの茶摘歌」1957年公開、本多猪四郎&竹中弘祐脚本、本多猪四郎監督、島倉千代子、扇千景、小杉義男、北川町子、本間文子、伊東隆、津山路子、三條利喜江、ら。11/8の島倉千代子さん御命日、墓前に参られていた方からこの映画作品の事を教えていただき、

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満州難民
2023年11月07日15:16

「満州難民〜三十八度線に阻まれた命〜」井上卓弥著、幻冬舎2015年発行。先日11/3、新宿の平和祈念展示資料館で行われた「難民問題の過去と現在」シンポジウムに登壇された加藤聖文、滝澤三郎、井上卓弥の御三人の内、現在進行形である難民問題と自ら

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豊饒の海
2023年10月31日01:04

「豊饒の海」三島由紀夫著、昭和52(1977)年新潮社発行。1965年9月から5年以上に渡り雑誌「新潮」に連載され、その最後の章の原稿を机上に遺して三島由紀夫は死に旅立った、と言われていますが、私はこの「豊饒の海」全四巻を三島の遺言書と

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「アントニオ猪木をさがして」イオンシネマ調布にて。2023年10月6日公開、三原光尋監督。映画館入り口にて、猪木さんが新日本プロレスを旗揚げした際のオープニングシリーズ大田区体育館オープニングマッチポスター1972年3月6日(月)シールが配られ

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「風の息」松本清張著、1978年文春文庫発行、松本清張に限らず、またいくら小説とはいえ、第三者の個人情報がいとも簡単に伝えられ、口を滑らされ、、、時代を感じます。。また、そういった個人情報漏洩がなければこのような小説も成り立ちませんが、

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桃の花の咲く下で
2023年10月04日22:04

「桃の花の咲く下で」神保町シアターにて。1951年公開、清水宏&岸松雄脚本、清水宏監督、服部良一音楽、笠置シヅ子、花井蘭子、清川玉枝、堀越節子、日守新一、北沢彪、柳家金語楼、ら。水商売から足を洗い子供相手の紙芝居屋となった笠置シヅ子は持ち前の歌

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半生の記
2023年10月04日18:39

「半生の記」松本清張著、河出書房新社1966年初版→読了は1992年12月4日発行版から。作者が衛生兵であったとの事で本書を手に取りました。広島から父 峰太郎と母 タニが小倉に移り、清張自身は明治42年12月21日に現在の北九州市小倉

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遠い接近
2023年10月04日17:20

「遠い接近」松本清張著、2014年文春文庫新装版第1刷。衛生兵として出征していたとされる松本清張の軍隊生活を覗き見るために読みました。主人公 信治が経験した出征に纏わる生活の中で恨みを抱いた二人に対する報復の実現に衛生兵として朝鮮

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「あのころはフリードリヒがいた(DAMALS WAR ES FRIEDRICH)」ハンス ペーター リヒター(Hans Peter Richter)作、岩波書店1977年、上田真而子訳。調布市における読書会課題図書。筆者リヒテルというドイツ人少年が、同じアパートの階上に住んでいたフリー

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南方からの帰還
2023年09月28日10:47

「南方からの帰還〜日本軍兵士の抑留と復員〜」増田弘著、慶應義塾大学出版会(株)2019年発行。抑留、引き揚げ、復員、といった事を直接に間接に聞くにつれ関心を継続して来ました。私の伯父は1945(S20)/10/30ビルマにて武装解除、11/12パヤジーキャンプに収

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番兵、気をつけろ!
2023年09月28日10:47

「番兵、気をつけろ!(Centinela, alerta!)」シネマヴェーラ渋谷にて。1937年公開、ジャン グレミヨン監督→ルイス ブニュエル監督、アナ マリア カスタディオ、アンジェリーオ、ルイス エレディア、パブロ ヒダルゴ、ホセ ルイス サエンツ デ エレディア、

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「昇天峠(SUVIDA AL CIELO)」シネマヴェーラ渋谷にて。メキシコ1952年公開、ルイス ブニュエル脚本&監督、リリア プラド、カメリータ ゴンザレス、エステバン マルケス、マヌエル ドンデ、ルイス アセべス カスタニェーダ

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「女帝 小池百合子」石井妙子著、文藝春秋2020年5月30日発行。単なる暴露本ではなかろうと認識しつつも遅れ馳せながら漸く読了しました。経歴詐称の政治家を糾弾する話は珍しくはありません、経歴の真偽をろくにチェックせず

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「グラン・カジノ(En el viejo Tampico/Gran Casino)」シネマヴェーラ渋谷にて。メキシコ1947年公開、ルイス ブニュエル監督、リベルタ ラマルケ、ホルヘ ネグレーテ、メルセデス バルバ、ホセ バビエラ、アルフォンソ ベドヤ、ら。後年のハリウッド

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「追跡(PURSUED)」
2023年09月27日10:50

「追跡(PURSUED)」米国1947年公開、ラオール ウォルシュ監督、、ロバート ミッチャム、テレサ ライト、ジョン ロドニー、ジュディス アンダーソン、ら。後年(1954年)公開の「帰らざる河」でモンローと共演したロバート ミッチャムの魅力を感じた

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八月十五夜の茶屋
2023年09月19日13:43

「八月十五夜の茶屋(The Teahouse of the August Moon)」1956年米国公開、ヴァンJスナイダ原作、ジョン パトリック脚本、ダニエル マン監督、マーロン ブランド、グレン フォード、京マチ子、清川虹子、根上淳、淀

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