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2017年06月17日16:22

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花束

「Flowers (LOREAK)」2014年、スペイン、バスク語、 フィルムセンターにて。ジョン・ガラニョ監督、ホセ・マリア・ゴエナガ、ら。懇願されて大学医学部の実験材料にと提供してしまった遺体の扱われ方と遺族の心境、息子であり旦那である男が死んでもなおも仲直り出来なかった嫁姑の関係等泥臭い人間関係が突き付けられます。前半は毎週自宅に届けられる差出人不明の花束。後半は事故死現場に毎週備えられる花束。花束ってこんなにも人間の心を動かすんですね。私の知る中では、スペイン映画には人間の微妙な心の動きを繊細に捉えて日本人に理解し易い作品が多いと思います。EUフィルムデーズ紹介作品群の中では間違いなく評価が高いと思われます。改めてバスク語って、独特の言語なんですね。スペインという国にこれまで良くも悪くも収まって来たな、と感心してしまいます。


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