『婦系図(おんなけいず)』1962年公開版、泉鏡花原作、三隅研次監督、市川雷蔵、万里昌代、三条魔子、水戸光子、木暮実千代、ら。泉鏡花原作の『婦系図』映画は既に二〜三作観ていますが、内容の濃さから考えて本作99分は短過ぎて勿体無い気がします。掏摸の現

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『花と龍 青雲篇 愛憎篇 怒濤篇』1973年公開、火野葦平原作、加藤泰監督 、渡哲也、香山美子、倍賞美津子、太地喜和子、田宮二郎、竹脇無我、ら。中村哲さんを少しでも知る為に鑑賞しました。取り急ぎすぐにレンタル出来た松竹1973年版から。中村さんがアフガ

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『みんなわが子』1963年公開、家城巳代治監督、中原ひとみ、三崎千恵子、北林谷栄、辻伊万里、赤木蘭子、ら。学童疎開についてそれなりの興味はありますし、親族から疎開体験話を聞くにつれ特に昨年夏からは少し突っ込んで読んだり、人の話を聞いたり、現地に

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『兄とその妹』1939年公開、島津保次郎監督、三宅邦子、桑野通子、佐分利信、河村黎吉、坂本武、上原謙、ら。リメイク版の原節子主演作品(松林宗恵監督1956年)鑑賞にありつく事が未だ叶わず。先に予習しておくつもりで本作を鑑賞しました。妻 三宅邦子、夫 佐

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『お小夜恋姿』1934年公開、島津保次郎監督、田中絹代、坪内美子、高杉早苗、葛城文子、河村黎吉、斎藤達雄、ら。未だ見ぬ田中絹代主演作品をレンタル。実験的にそういう構成にしたのか、結果的にそんな作品に仕上がったのか、無声とトーキー混在仕上がりが興

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『金環蝕』1934年公開、清水宏監督、川崎弘子/桑野通子/坪内美子/突貫小僧/河村黎吉、ら。ストレートな感情を表現出来なかった修吉(藤井貢)にとって相思相愛であったはずの相手 絹枝(川崎弘子)は従妹であり、昔の映画では複数の他作品でもそういう設定が不自

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『港の日本娘』1933年、清水宏監督、及川道子、井上雪子、江川宇礼雄、沢蘭子、逢初夢子、斎藤達雄、ら。2018年秋の神保町シアターで見損ね、その年末にYoutubeで観ていたものの開始から59分辺りで途切れていた為、長い間レンタルを探していました。この度や

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昨夜(6/17)神楽坂にて、密にならないような人数と座席配置された石井妙子さんトークイベントが行われました。生誕百周年を迎えた原節子さんについて。これ迄の講演会における内容と重なる部分があるとは思いますが、との前置きあり。新潮社からの要請で女性の

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『阿部一族』1938年公開、森鴎外原作、熊谷久虎監督、河原崎長十郎、中村翫右衛門、山岸しづ江、堤真佐子、市川莚司(後の加東大介)、前進座メンバー、ら。本日生誕百年目を迎えた原節子の女優人生が義兄である熊谷久虎の存在なくしては有り得なかった事はよく

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『逃亡者(The Fugitive)』米国1947年、グレアム・グリーン原作、ジョン・フォード&エミリオ・フェルナンデス監督、ドロレス・デル・リオ、ペドロ・アルメンダリス、ヘンリー・フォンダ、ら。禁酒とカトリック弾圧下の1930年代ラテンアメリカ某国で活動した神

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『イントレランス(Intolerance)』米国1916年公開、D・W・グリフィス監督、リリアン・ギッシュ、ら。IVC(162分)版をレンタル鑑賞しました。「現代アメリカ篇」〜米国で冤罪を着せられた青年が死刑宣告を受ける様子。「ユダヤ篇」〜ファリサイ派の迫害によるキ

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『國民の創生(The Birth of a Nation)』米国1915年公開、トーマス・ディクスン原作「The Clansman」、D・W・グリフィス監督、リリアン・ギッシュ、ら。衝撃的でした。改めて人種間問題に関心が高まっている昨今、恐らくとても上映困難な作品の一つだと思いま

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『愛より愛へ』1938年、島津保次郎監督、高杉早苗、高峰三枝子、坂本武、佐野周二、ら。確かかなり前に高峰三枝子ファンから勧められた一作だったような記憶です。落ち着いて、しっかりと、言葉を交わしあって、而も正しくが条件ですが、コミュニケーションを

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『新道(前・後篇)』1936年公開、菊池寛原作(本人が？)、五所平之助監督、川崎弘子、田中絹代、斎藤達雄、吉川満子、ら。未だ観ぬ田中絹代出演作品の一つをレンタルしました。田中絹代と川崎弘子、双璧する二人に注目する一方で、気取った斎藤達雄の頑固親父振

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『恋のKOパンチ(Kid Galahad)』米国1962年制作、フィル・カールソン監督、エルヴィス・プレスリー、チャールズ・ブロンソン、ら。プレスリー主演映画は何作か観て来ていますが、改めてその多才に感心します。孤児として育ち、沖縄でも自動車整備工やボクシン

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『バターフィールド8(BUtterfield 8)』米国1960年製作、ダニエル・マン監督、エリザベス・テイラー、ダイナ・メリル、ら。悲しい過去を背負いながら本当の愛を探し求める女を題材としたお話し。鏡に口紅で「No Sale」＝「私は売り物じゃない！」と書き殴る冒

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『人生模様(O. Henry's Full House)』米国1952年、オー・ヘンリー5短編原作オムニバス映画。『エデンの東』や『怒りの葡萄』を書いたノーベル賞作家ジョン・スタインベック本人が頻繁に顔を出して解説するという贅沢な企画です。ジョン・スタインベックってこ

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『結婚しましょう(Let's Make It Legal)』米国1951年公開、リチャード・セイル監督、マリリン・モンロー、クローデット・コルベール、バーバラ・ベイツ、ら。離婚成立直前の熟年夫婦、自宅にいるその夫婦の前に、妻(クローデット・コルベール)の愛人(ザカリー

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『彼女は二挺拳銃(A Ticket to Tomahawk)』米国1951年公開、リチャード・セイル監督、マリリン・モンロー、アン・バクスター、ダン・デイリー、ら。1876年9月のコロラド州を舞台に駅馬車会社や先住民アラパホ族の抵抗を跳ね除けてTomahawk迄の路線を延ばそう

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『死刑執行人(El Verdugo)』スペイン1963年、Luis Garcia Berlanga監督、Nino Manfredi、Emma Penella、José Isbert、ら。セルバンテス文化センターの無料公開映画。今回は字幕無しだったので辛いと思いきや決してそうはあらず。途中迄観て停止、粗筋だ

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『荒馬と女(The Misfits)』米国1961年公開、アーサー・ミラー脚本、ジョン・ヒューストン監督、マリリン・モンロー、クラーク・ゲーブル、ら。米国映画を観ているとよくバーのカウンターで「rye」とか「rye water」とか「rye and water」と注文しているシーン

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『ノックは無用(Don't Bother to Knock)』米国1952年、ロイ・ウォード・ベイカー監督、マリリン・モンロー、アン・バンクロフト、リチャード・ウィドマーク、ら。今日6月1日はマリリン生誕の日(1926年)です。生きていれば94歳ですが、マリリンの時代は遥か昔

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