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日記一覧

昨日読んだ絵本。安野光雅『みずをかぞえる はじめてであうすうがくの本 5』遠山啓 監修 福音館書店 1972年5月刊。https://bookmeter.com/books/11621319https://www.amazon.co.jp/dp/B01HHJ91TMhttp://www.asahi-net.or.jp/~uz4s-mrym/page/osusume/osus

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にほのうみや月の光のうつろへば浪の花にも秋はみえけり 藤原家隆朝臣 和歌所歌合に、湖辺月といふことを 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 389「鳰の海よ、そこに月の光が映ると、「秋なかりけり」と歌われた波の花にも秋の色はやはり見えることだ。」『新日本

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昨日読んだ絵本。安野光雅『くらべてかんがえる はじめてであうすうがくの本 2』遠山啓 監修 福音館書店 1972年5月刊。https://bookmeter.com/books/11545278https://www.amazon.co.jp/dp/B01HHJ918Ihttp://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=3664「同じよう

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月みれば思ひぞあへぬ山たかみいづれの年の雪にかあるらん 太宰大弐重家 法性寺入道前関白太政大臣家に、月の歌あまたよみ侍りけるに 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 388「月をみていると、とてもその光とは思われない。山が高いのでいつの年の雪が残っている

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昨日読んだ絵本。セシル・ジョスリン 文・モーリス・センダック 絵『そんなときなんていう? 岩波の子どもの本』谷川俊太郎訳 岩波書店 1979年11月刊。https://bookmeter.com/books/383205https://www.amazon.co.jp/dp/4001151553「買物をしに町へでて、ワ

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こよひたれすずふく風を身にしめて吉野の嶽(たけ)に月を見るらん 従三位頼政 題しらず 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 387「今宵、誰がすず群をわたる秋風を身にしみ通らせて御嶽の月を眺めていることであろう。」『新日本古典文学大系 11』p.123頼政集「お

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昨日読んだマンガ。うえやまとち『クッキングパパ 49 モーニングKC』講談社 1997年7月刊。https://bookmeter.com/books/398047https://www.amazon.co.jp/dp/406300189X「荒岩一味は食の街・博多でバリバリ働くサラリーマン。荒岩には、仕事よりも大切なもの

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風ふけばたまちる萩のした露にはかなくやどる野辺の月かな 法性寺入道関白太政大臣[藤原忠通] 題しらず 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 386「風が吹くたびに玉と散る萩の下葉の露の上に束の間光を映す野辺の月よ。」『新日本古典文学大系 11』p.123田多民治

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昨日読んだ絵本。五味太郎『かけまーす どん』絵本館 2009年1月刊。https://bookmeter.com/books/553548https://www.amazon.co.jp/dp/4871100685http://ehonkan.co.jp/ehon/book/068.html「おんなのこが かけます。どんどん どんどん かけていきます。競走し

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あやなくも曇らぬよひをいとふかな信夫(しのぶ)のさとの秋の夜の月 橘為仲朝臣 題しらず 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 385「あろうことか、隈なく照る宵を避けているのだな。忍ぶの名をもつこの信夫の里の秋の夜の月よ。」『新日本古典文学大系 11』p.123

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昨日読み終わった本。レイモンド・チャンドラー『フィリップ・マーロウの教える生き方』マーティン・アッシャー編 村上春樹訳 早川書房 2018年3月刊。https://bookmeter.com/books/12739462https://www.amazon.co.jp/dp/4152097531http://www.hayakawa-onl

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人よりも心のかぎりながめつる月はたれともわかじものゆゑ 堀河右大臣[藤原頼宗] 題しらず 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 384「私は誰よりも真底心をこめて見入ったことだ。月は誰彼の区別などしないものなのに。」『新日本古典文学大系 11』p.123入道右大

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昨日読んだ絵本。五味太郎『おーい みえるかい』教育画劇 2005年9月刊。https://bookmeter.com/books/459195https://www.amazon.co.jp/dp/4774606774「「おーいぼくだよ、みえるかい」どこからか聞こえてくる声の正体は、はてさていったいどなたでしょう…。

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しきしまや高円(たかまと)山の雲まより光さしそふゆみはりの月 堀河院御歌 雲間微月といふ事を 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 383「磯城島、そこにたかだかと聳える高円山の雲間から、ほのかに峰に光をあてている弓張月よ。」『新日本古典文学大系 11』p.1

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昨日読み終わった本。大高郁子 編・絵『久保田万太郎の履歴書』河出書房新社 2018年2月刊。https://bookmeter.com/books/12628746https://www.amazon.co.jp/dp/4309026532「下町を愛し、無比の俳句を詠み、そして世俗の栄誉を求めた文人・久保田万太郎。270

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あしびきの山のあなたにすむ人は待たでや秋の月をみるらん 三条院御歌 題しらず 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 382「月の出る山の向こう側に住んでいる人は、待つことなく秋の月を見ることであろうか。」『新日本古典文学大系 11』p.122後葉集 秋上[寂超(

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昨日読み終わった本。大塚ひかり『源氏物語の教え もし紫式部があなたの家庭教師だったら(ちくまプリマー新書)』装幀 クラフト・エヴィング商會 本文イラスト 川口澄子 筑摩書房 2018年3月刊。https://bookmeter.com/books/12646854https://www.amazon

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月かげの初(はつ)秋風とふけゆけば心づくしにものをこそ思へ 円融院御歌 題しらず 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 381「夜もふけ、月の光が初秋の風とともに勢いを増してゆくと、心も消えるばかり物思いすることだ。」『新日本古典文学大系 11』p.122円融院

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昨日読んだ絵本。征矢清・和田誠『あやねこのるすばん』福音館書店 1990年1月刊。https://bookmeter.com/books/11113202https://www.amazon.co.jp/dp/B01CEKGXG8http://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=3227「お母さんが買い物に行っている間、あやはお父さんと

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ながめわびぬ秋よりほかの宿もがな野にも山にも月やすむらん 式子内親王 百首歌たてまつりし時、月歌 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 380「もう月を見て物思いをすることに堪えられない。どこか秋でない住みかがないものか。しかし野にも山にも月は澄んで、遁

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昨日読んだ絵本。渡辺茂男・大友康夫『いってきまあす! くまくんの絵本』福音館 1984年9月刊。https://bookmeter.com/books/450158https://www.amazon.co.jp/dp/4834009874http://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=497http://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=323

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いつまでか涙くもらで月は見し秋まちえても秋ぞこひしき 前大僧正慈円 百首歌たてまつりし時、月歌 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 379「いったいいつ頃まで涙に曇らないで月を見たことであろう。この頃はせっかく待った秋に逢いながらも「秋」が恋しくてなら

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昨日拾い読みした本。枝元なほみ『エダモンの 今日から子どもおかず名人 コドモエBOOKS』白泉社 2018年3月刊。https://bookmeter.com/books/12689033https://www.amazon.co.jp/dp/4592732995http://www.hakusensha.co.jp/books/9784592732990「鶏のから揚げ

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武蔵野やゆけども秋のはてぞなきいかなる風か末(すゑ)に吹くらん 左衛門督通光 水無瀬にて十首歌たてまつりし時 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 378「武蔵野よ。行けども行けども草葉は色づいて秋のけしきは尽きるとも見えない。いったいどのような風が野末

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昨日読み終わった本。梶芽衣子『真実』構成 清水まり 文藝春秋 2018年3月刊。https://bookmeter.com/books/12669717https://www.amazon.co.jp/dp/4163908099http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163908090「すべての世代に響く、かっこいい女性のパイ

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風わたるあさぢが末(すゑ)の露にだにやどりもはてぬよひの稲妻 藤原有家朝臣 摂政太政大臣家百首歌合に 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 377「風が吹きわたる浅茅の上葉に結ぶ露にさえ、それがこぼれるまでも光を留めえない宵の稲妻よ。」『新日本古典文学大

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昨日読み終わった小説。山口恵以子『愛は味噌汁 食堂のおばちゃん 3(ハルキ文庫)』ノグチユミコ 装画 角川春樹事務所 2018年1月刊。https://bookmeter.com/books/12621267https://www.amazon.co.jp/dp/475844143X「オムレツ、エビフライ、豚汁、ぶり大

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ありあけの月まつ宿の袖のうへに人だのめなるよひの稲妻 藤原家隆朝臣 守覚法親王、五十首歌よませ侍りけるに 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 376「有明の月の出を待って端近くいる私の袖の上に、いたずらにそれかと思わせて光る宵の稲妻よ。」『新日本古典文

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昨日読み終わった本。山田佳世子・Cha Tea 紅茶教室『図説 英国の住宅 ふくろうの本』イラストレーション 山田佳世子 河出書房新社 2017年2月刊。写真・図版満載127ページ。https://bookmeter.com/books/12630766https://www.amazon.co.jp/dp/4309762670

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大荒木(おほあらき)のもりの木(こ)のまをもりかねて人だのめなる秋の夜の月 皇太后宮大夫俊成女 五十首歌奉りし時、杜間月といふことを 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 375「大荒木のもりという、その漏りやすい森の木の間を漏れることもできず、いたずら

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