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2018年04月11日05:19

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山田佳世子・Cha Tea 紅茶教室『図説 英国の住宅 ふくろうの本』河出書房新社 2017年2月刊

昨日読み終わった本。
山田佳世子・Cha Tea 紅茶教室『図説 英国の住宅 ふくろうの本』イラストレーション 山田佳世子 河出書房新社 2017年2月刊。写真・図版満載127ページ。

https://bookmeter.com/books/12630766
https://www.amazon.co.jp/dp/4309762670

「英国各地の家の外観の特徴、時代毎の建築様式・人気建材、リノベーションのルールなど、英国の一般住宅についての基礎知識を紹介します。家に対する文学的解釈など、多方面から英国住宅の魅力を紐解いた一冊。」

「英国の家は美しい!! 調和のとれた街並み、愛らしい家々、生き生きと暮らす人びと。英国の各地の家の外観の特徴、建築様式、建材の特徴、各種住宅スタイル。間取り、家のリノベーションへの想いなど…英国住宅の魅力をその基礎知識とともに紹介する初めての一般書。決定版!」

山田佳世子
甲南女子大学文学部英米文学科卒業後、在宅高齢者や障害者向けの在宅リフォーム会社に勤務。輸入住宅に従事する工務店で設計プランナーとして経験を積み二級建築士を取得。学生時代短期留学していた英国の家に興味を持ち、渡英を続ける。フリーの住宅設計プランナーとして活動中。

Cha Tea 紅茶教室/教室概要/講師紹介
代表 立川 碧
https://tea-school.com/intro/introduce.htm

目次
第1章 英国人と家(英国人の住宅の選択 ライフスタイルによる家の選択)
第2章 地域によって異なる街並み(街並みの美しさ 守られる街並み ほか)
第3章 様式による家の選択(建築様式の歴史)
第4章 リノベーション(リノベーションのルール リノベーションの方法)
第5章 英国人の家への想い(ハウスウォーミングパーティー ;家を見せることは心を開くこと ほか)


スコットランドヤードのダンカン・キンケイド警視とジェマ・ジェイムズ警部補シリーズ第11作、
デボラ・クロンビー 『警視の覚悟 (講談社文庫)』2010.10 Water Like a Stone (2007)
https://www.amazon.co.jp/dp/4062767848
に登場したナローボートが「[英国の]地上に立つ「家」以外の「住まい」」として、写真・図版7枚入り3ページで解説されていました。

「ナローボートは、産業革命が始まる1760年頃に貨物船の役割で登場 … 1970年頃より復興し始め、ボートは住居空間と用途を変えて、新しい「住まい」としての注目を集めます。」
p.39 第1章 英国人と家 ボートに住む

「英国の首都ロンドンの街を形成しているテラスハウスは、複数の住居が連続している習合住宅です。多くのテラスハウスには地下があり、そこに光を取り入れるために、ドライエリアと呼ばれる空間を持ちます。

つまり建物と道路の間には凹(くぼ)んだドライエリアがあり、玄関へは橋を渡るようにして入るのです。そのため、建物の前はアイアンの柵で仕切られています。」
p.45 第2章 地域によって異なる街並み 街並みの美しさ

映画『フォロー・ミー』1972 監督 キャロル・リード 出演 ミア・ファロー
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19932
https://www.youtube.com/watch?v=PObl2SR4YAc
のオープニングシーンですねぇ。

「橋」が階段状なので、リージェンシー様式(1811年〜)以降 p.78。

「「セミデタッチドハウス」とは日本では見かけない住宅形式で、英国住宅ならではの形態とも言えます。二つの住宅が左右対称に隣接しており一戸建てのように見えます。」
p.22 第1章 英国人と家 セミデタッチドハウス

1955年生まれの私が育った都下立川市のブロック住宅は「セミデタッチドハウス」でした。「セミデタッチドハウス」という言葉は、本書を読むまで知りませんでしたけど。

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