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日記一覧

昨日読んだ絵本。大島弓子『ちびねこ絵本(白泉社文庫)』白泉社 2010年11月刊。https://bookmeter.com/books/995017https://www.amazon.co.jp/dp/4592888405「絵本雑誌「おひさま」に連載された絵本形式の優しいお話。作者自身がセレクトした珠玉の70編のお

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秋きぬと松ふく風もしらせけりかならずをぎの上(うは)葉ならねど 七条院権大夫 題しらず 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 306「秋が来たと松を吹く風も知らせるのだな。もとより荻の上葉と決ったことではないが。」『新日本古典文学大系 11』p.103本説「松高

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昨日読んだマンガ。陸奥A子『陸奥A子ベストセレクション エイティーズ』河出書房新社 2015年12月刊。https://bookmeter.com/books/10030827https://www.amazon.co.jp/dp/4309276652「1972年18歳の時に『りぼん』10月増刊号「獅子座うまれのあなたさま」でデ

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をぎの葉も契(ちぎり)ありてや秋風のおとづれそむるつまとなりけん 皇太后宮大夫俊成 崇徳院に百首歌たてまつりける時 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 305「荻の葉も何かの前世の因縁で秋風がまず訪れる相手となったのであろうか。」『新日本古典文学大系 1

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昨日読んだマンガ。陸奥A子『陸奥A子ベストセレクション セブンティーズ』河出書房新社 2015年12月刊。https://bookmeter.com/books/10030828http://www.amazon.co.jp/dp/4309276644http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309276649「「歌い忘れた1小節」、「

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夕さればをぎの葉むけをふく風にことぞともなく涙おちけり 後徳大寺左大臣 [藤原実定] 題しらず 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 304「夕暮になると一向きの荻の葉を吹く風を見聞きして、何ということなく涙が落ちることだ。」『新日本古典文学大系 11』p.102

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昨日読み終わった本。前田日明『前田日明が語るUWF 上』茉莉花社(発行) 河出書房新社(発売) 2017年12月刊。https://bookmeter.com/books/12398652https://www.amazon.co.jp/dp/4309921361http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309921365/「再び議論の

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昨日読み終わった本。前田日明『前田日明が語るUWF 下』茉莉花社(発行) 河出書房新社(発売) 2017年12月刊。https://bookmeter.com/books/12405477https://www.amazon.co.jp/dp/430992137Xhttp://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309921372/「再び議論の

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夕暮はをぎふく風のおとまさるいまはたいかに寝覚せられん 中務卿具平親王 題しらず 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 303「夕暮は荻を吹く風の音が一段と高く聞こえる。こうなってはさて夜中にどんなに目を覚させられることであろう。」『新日本古典文学大系 1

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昨日読み終わった小説。古内一絵『女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび』西淑 装画。中央公論新社 2016年11月刊。https://bookmeter.com/books/11214718https://www.amazon.co.jp/dp/4120049108「お待たせしました。シャールさん&「マカン・マラ

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朝霧や立田の山のさとならで秋きにけりとたれかしらまし 法性寺入道前関白太政大臣[藤原忠通] 中納言、中将に侍りける時、家に山家の早秋といへる心をよませ侍りけるに 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 302「朝霧の立ちこめる立田の山里でなければ、秋が来た

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昨日読み終わった小説。古内一絵『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』西淑 装画。中央公論新社 2015年11月刊。https://bookmeter.com/books/9909893https://www.amazon.co.jp/dp/4120047881https://www.amazon.co.jp/dp/B018S8YR3Q「元エリートサラリー

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みしぶつきうゑし山田にひたはへて又袖ぬらす秋は来にけり 皇太后宮大夫俊成 崇徳院に百首歌たてまつりける時 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 301「水垢を袖につけて植えた山田に今度は引板(ひた)を引っ張ってまたもや露で袖をぬらす秋になったことだ。」『

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昨日拾い読みした雑誌記事。『レコード・コレクターズ 2018年2月号』ミュージック・マガジン 2018年1月15日発売。https://bookmeter.com/books/12581851https://www.amazon.co.jp/dp/B0788YKWXH「【特集】 キング・クリムゾン『セイラーズ・テールズ 1970-19

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あはれいかに草葉のつゆのこぼるらん秋風たちぬ宮城野の原 西行法師 題しらず 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 300「ああ、どんなに草葉の露がこぼれていることであろう。秋風が吹きはじめた。今ごろ宮城野の原は。」『新日本古典文学大系 11』p.101西行法師家

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昨日読み終わった本。内田樹『ローカリズム宣言 「成長」から「定常」へ』デコ 2017年1月刊。https://bookmeter.com/books/12453678https://www.amazon.co.jp/dp/4906905161「移住雑誌『TURNS』連載の「若者よ! 地方へめざせ」に大幅に加筆修正! 資本主

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おしなべてものを思はぬ人にさへ心をつくる秋のはつ風 西行法師 題しらず 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 299「一般に物思いなど知らぬ人にまで、物のあわれを覚えさせる秋の初風よ。」『新日本古典文学大系 11』p.101西行法師歌集。宮河歌合[西行の自歌合。

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昨日読み終わった本。内田樹『内田樹による内田樹(文春文庫)』文藝春秋 2017年12月刊。https://bookmeter.com/books/12408968https://www.amazon.co.jp/dp/416790988Xhttp://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167909888「内田樹の思想を知り、辿る上で欠

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朝露のをかのかやはら山風にみだれてものは秋ぞかなしき 太上天皇 [後鳥羽院] 太神宮にたてまつりし秋歌の中に 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 (1984 切出歌)「朝露の置く岡の萱原は山から吹きおろす風に乱れているが、そのように心乱れて秋は物悲しくてな

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昨日読んだマンガ。うえやまとち『クッキングパパ 43 モーニングKC』講談社 1996年1月刊。https://bookmeter.com/books/398043https://www.amazon.co.jp/dp/4063001563「荒岩一味は金丸産業に勤めるごく普通のサラリーマンパパ。だけど、料理の腕はとびっき

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昨日までよそにしのびししたをぎの末葉の露に秋風ぞ吹く 藤原雅経 五十首歌たてまつりし時、秋歌 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 298「夏の昨日まで人目につかず秘かに通っていた下陰の荻の、その上葉の露に今日はあらわに秋風が吹いて、散らしていることだ。

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昨日拾い読みしたマンガ。清原なつの『光の回廊 (小学館文庫)』巻末エッセイ 倉本由布「そこはかとなく、せつなくて」。小学館 2009年5月刊。https://bookmeter.com/books/443012https://www.amazon.co.jp/dp/4091950019https://www.shogakukan.co.jp/book

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秋はただ心よりおく夕露を袖のほかとも思ひけるかな 越前 千五百番歌合に 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 297「秋は全く自分の心のせいで袖に夕露が置くものを、これまで袖とはかかわりなく、草葉に置くとばかり思っていたよ。」『新日本古典文学大系 11』p.1

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昨日読んだ絵本。マイケル・ボンド『パディントン、へやをもらう パディントンのミニ・ストーリー・ブック 4』 ジョン・ロバン絵 青山南訳 ほるぷ出版 1993年10月刊。https://bookmeter.com/books/1980445https://www.amazon.co.jp/dp/4593509084「みん

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みづくきの岡の葛葉もいろづきてけさうらがなし秋のはつ風 顕昭法師 千五百番歌合に 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 296「みづくきの岡の葛の葉も色づき、今朝は物悲しい。秋の初風が吹いて葉裏を翻す時。」『新日本古典文学大系 11』p.100建仁二年(1202)頃

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昨日読んだ絵本。マイケル・ボンド『パディントン、デパートにでかける パディントンのミニ・ストーリー・ブック 3』 ジョン・ロバン絵 青山南訳 ほるぷ出版 1993年10月刊。https://bookmeter.com/books/1363401https://www.amazon.co.jp/dp/4593509092

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しきたへの枕の上にすぎぬなり露をたづぬる秋のはつ風 源具親 千五百番歌合に 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 295「枕の上を吹き過ぎたようだ。露を探して吹く秋の風が。」『新日本古典文学大系 11』p.100建仁二年(1202)頃、千五百番歌合 秋一。本歌「しき

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今日は28年前に47歳で亡くなったナラ・レオンの誕生日です。ウィキペディアhttp://goo.gl/ry90Z2ナラ・レオン(Nara Lofego Leao、1942年1月19日 - 1989年6月7日)は、ブラジルの歌手。ナラ・レオンは1985年に来日、FM東京がその公演を放送しました。当時横浜

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昨日読んだ絵本。マイケル・ボンド『パディントン、おふろにはいる パディントンのミニ・ストーリー・ブック 2』 ジョン・ロバン絵 青山南訳 ほるぷ出版 1993年9月刊。https://bookmeter.com/books/320221https://www.amazon.co.jp/dp/4593509076「クリ

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あはれまたいかにしのばむ袖の露野はらの風に秋はきにけり 右衛門督通具 千五百番歌合に 新古今和歌集 巻第三 秋歌上 294「ああ、この上どう堪えればよいのであろう。袖にこぼれる涙の露を。秋はただでさえ涙の露のこぼれがちなものを、あの野風とともに秋

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