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日記一覧

昨日読んだ絵本。マイケル・ボンド作 R.W.アリー絵『パディントンのクリスマス』木坂涼訳 理論社 2017年10月刊。30ページ。https://bookmeter.com/books/12413408https://www.amazon.co.jp/dp/4652202199「もうすぐクリスマス。クマのパディントンは、デパ

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たちばなのにほふあたりのうたたねは夢も昔の袖の香ぞする 皇太后宮大夫俊成女 題しらず 新古今和歌集 巻第三 夏歌 245「橘の花が匂うあたりでうたたねをすると、夢まで昔の人の袖の香がするよ。」『新日本古典文学大系 11』p.86通具俊成卿女五十番歌合。

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昨日拾い読みしたマンガ。清原なつの『光の回廊 (小学館文庫)』巻末エッセイ 倉本由布「そこはかとなく、せつなくて」。小学館 2009年5月刊。https://bookmeter.com/books/443012https://www.amazon.co.jp/dp/4091950019ウィキペディアhttps://goo.gl/AKRw

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郭公(ほととぎす)はなたち花の香ばかりになくや昔のなごりなるらん 増基法師 被出了 新古今和歌集 巻第三 夏歌 (1983 切出歌)郭公が花橘の香ばかりを尋ねてこうも鳴くのは、それが昔の人の袖の香を残し留めているからであろう。」『新日本古典文学大

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昨日読み終わった本。西花池湖南『三沢と橋本はなぜ死ななければならなかったのか 90年代プロレス血戦史』企画編集 夢の設計社 カバーイラスト横山明 河出書房新社 2017年日11月刊。320ページ。https://bookmeter.com/books/12318322https://www.amazon.

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郭公((ほととぎす)はなたちばなの香をとめてなくは昔の人やこひしき 読人しらず 題しらず 新古今和歌集 巻第三 夏歌 244郭公よ。花橘の香を求めて鳴いているのは、昔の人が恋しいからであろうか。」『新日本古典文学大系 11』p.85和漢朗詠集「花橘」。古

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昨日拾い読みしたマンガ。清原なつの 『飛鳥昔語り (ハヤカワコミック文庫)』早川書房 2006年4月刊。https://bookmeter.com/books/404054https://www.amazon.co.jp/dp/4150308438ウィキペディアhttps://goo.gl/AKRwdBによれば1956年8月8日岐阜県岐阜市生ま

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たづぬべき人は軒端のふるさとにそれかとかをる庭のたちばな 読人しらず 題しらず 新古今和歌集 巻第三 夏歌 243訪ねようとする人は既に立ち退いた、軒端も古びた古里にその人の袖の香かとばかり匂っている庭の橘よ。」『新日本古典文学大系 11』p.85本歌

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昨日拾い読みしたマンガ。清原なつの『花岡ちゃんの夏休み (ハヤカワコミック文庫)』早川書房 2006年3月刊。https://bookmeter.com/books/568287https://www.amazon.co.jp/dp/4150308403ウィキペディアhttps://goo.gl/AKRwdBによれば1956年8月8日岐阜県岐阜

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五月闇みじかきよはのうたたねにはなたち花の袖にすずしき 前大僧正慈円 五十首たてまつりし時 新古今和歌集 巻第三 夏歌 242「五月闇の短夜の束の間のうたたねから覚めると、闇にもしるく花橘が袖に涼しく匂ってくることだ。」『新日本古典文学大系 11』p

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昨日読んだマンガ。うえやまとち『クッキングパパ 40 モーニングKC』講談社 1995年5月刊。https://bookmeter.com/books/398040https://www.amazon.co.jp/dp/4063001474「荒岩一味は金丸産業に勤めるごく普通のサラリーマンパパ。だけど、料理の腕はとびっき

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たちばなの花ちる軒のしのぶ草昔をかけて露ぞこぼるる 前大納言忠良 百首歌たてまつりし時、夏歌 新古今和歌集 巻第三 夏歌 241「橘の花が散る荒れた軒端のノキシノブは遠い昔まで偲ぶかのように、しきりに露をこぼしている。」『新日本古典文学大系 11』p

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昨日読んだ絵本。マイケル・ボンド作 R.W.アリー絵『パディントンのマーマレード迷路』木坂涼訳 理論社 2015年10月刊。30ページ。https://bookmeter.com/books/9862951https://www.amazon.co.jp/dp/4652201184「パディントンは、仲良しのグルーバーさんと

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かへりこぬ昔をいまと思ひねの夢の枕ににほふたちばな 式子内親王 百首歌たてまつりし時 新古今和歌集 巻第三 夏歌 240もう二度と帰ってこない昔を今に返すすべはないかと思いつつ寝て夢を見た、その枕辺に橘が匂っているよ。」『新日本古典文学大系 11』p

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昨日読み終わった本。ファブリツィオ・グラッセッリ『ねじ曲げられた「イタリア料理」(光文社新書)』[水沢透訳]光文社 2017年9月刊。https://bookmeter.com/books/12286646https://www.amazon.co.jp/dp/4334043097「ピッツァ → アメリカ生まれトマトソ

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行く末をたれしのべとて夕風にちぎりかおかん宿のたち花 右衛門督通具 題しらず 新古今和歌集 巻第三 夏歌 239私の死後を誰に偲んでもらおうとて、その時はお前を吹くようにと夕風に約束しておくのだろうか、無用なことだな。庭の橘よ。」『新日本古典文学

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昨日読んだ絵本。マイケル・ボンド作 R.W.アリー絵『パディントンの金メダル』木坂涼訳 理論社 2013年5月刊。30ページ。https://bookmeter.com/books/6847845https://www.amazon.co.jp/dp/4652200137「ブラウンさん一家と暮らしはじめたクマのパディントン

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たれかまたはなたちばなに思ひ出でんわれも昔の人となりなば 皇太后宮大夫俊成 題しらず 新古今和歌集 巻第三 夏歌 238「ほかに誰が花橘の香で私を思い出してくれるだろうか。今そうしている私自身「昔の人」になってしまったその時は。」『新日本古典文学

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昨日読み終わった本。酒井順子『忘れる女、忘れられる女』イラスト 網中いづる 講談社 2017年10月刊。https://bookmeter.com/books/12261023https://www.amazon.co.jp/dp/4062208083http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062208086「「週刊現

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五月雨の雲まの月の晴れゆくをしばしまちける郭公(ほととぎす)かな 二条院讃岐 建仁元年三月歌合に、雨後郭公といへるこころを 新古今和歌集 巻第三 夏歌 237「五月雨の雲中に閉ざされていた月が今にも現れてくるのをじっと待ち構えていた郭公だな。」『

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昨日読んだ絵本。マイケル・ボンド作 R.W.アリー絵『パディントンのにわづくり』木坂涼訳 理論社 2013年5月刊。30ページ。https://bookmeter.com/books/6839119https://www.amazon.co.jp/dp/4652200129「ブラウンさん一家と暮らしはじめたクマのパディント

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郭公(ほととぎす)雲井のよそにすぎぬなり晴れぬおもひの五月雨の比(ころ) 太上天皇[後鳥羽院] 太神宮にたてまつりし夏の歌の中に 新古今和歌集 巻第三 夏歌 236「郭公が立ちこめる雲の彼方を鳴き過ぎたな。心も晴れず物思いにくれているこの日頃の五

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昨日読み終わった本。田中勝則『中村とうよう 音楽評論家の時代』広島市 大和プレス(発行) 二見書房(発売) 2017年6月刊。https://bookmeter.com/books/11945577https://www.amazon.co.jp/dp/4576171003「音楽評論家は20世紀をどう生きたのか?『ニュ

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五月雨の月はつれなきみ山よりひとりもいづる郭公(ほととぎす)かな 藤原定家朝臣 五十首歌たてまつりし時 新古今和歌集 巻第三 夏歌 235「五月雨が降って月は待てど一向に出そうもない奥山から、これは独り出て来て鳴く郭公よ。」『新日本古典文学大系 1

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昨日読んだ絵本。マイケル・ボンド作 R.W.アリー絵『クマのパディントン』木坂涼訳 理論社 2012年9月刊。30ページ。https://bookmeter.com/books/5478348https://www.amazon.co.jp/dp/4652041233「クマのパディントンはとおいペルーからやってきました。ひ

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あふちさくそともの木かげ露おちて五月雨はるる風わたるなり 前大納言忠良 百首歌たてまつりし時 新古今和歌集 巻第三 夏歌 234「楝[おうち]の花が咲いている後庭のその木陰に雨の雫は滴り落ち、五月雨の晴れ間を薫風が吹きわたってゆくよ。」『新日本古

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昨日拾い読みしたマンガ。清原なつの 『飛鳥昔語り (ハヤカワコミック文庫)』早川書房 2006年4月刊。https://bookmeter.com/books/404054https://www.amazon.co.jp/dp/4150308438ウィキペディアhttps://goo.gl/AKRwdBによれば1956年8月8日岐阜県岐阜市生ま

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五月雨の雲の絶えまをながめつつ窓より西に月をまつかな 荒木田氏良 五月雨の心を 新古今和歌集 巻第三 夏歌 233「五月雨の小止みになった雲の絶え間を見入りながら、窓から見る西の空に月の出を待つことよ。」『新日本古典文学大系 11』p.82西に傾いた月

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昨日読んだマンガ。うえやまとち『クッキングパパ 39 モーニングKC』講談社 1995年3月刊。https://bookmeter.com/books/398039https://www.amazon.co.jp/dp/4063001458「荒岩一味は金丸産業に勤めるごく普通のサラリーマンパパ。だけど、料理の腕はとびっき

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たまぼこの道行き人のことつても絶えてほどふる五月雨の空 藤原定家朝臣 五月雨の心を 新古今和歌集 巻第三 夏歌 232「道ゆく人が持ってきてくれる言伝も既に絶えてから久しい、この五月雨の降り続く空よ。」『新日本古典文学大系 11』p.82拾遺愚草「文治

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