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2018年04月25日05:23

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安野光雅『みずをかぞえる はじめてであうすうがくの本 5』遠山啓 監修 福音館書店 1972年5月刊

昨日読んだ絵本。
安野光雅『みずをかぞえる はじめてであうすうがくの本 5』遠山啓 監修 福音館書店 1972年5月刊。

https://bookmeter.com/books/11621319
https://www.amazon.co.jp/dp/B01HHJ91TM
http://www.asahi-net.or.jp/~uz4s-mrym/page/osusume/osusum360.html

「この「みずをかぞえる」は現在では」「はじめてであう すうがくの絵本 (2)」の中に収録された1編になっており、単独の絵本としては中古品で入手することになることをご了承いただきたい。」

奥付に初出が記載されていないので、描き下ろしな単行本なのかなぁ?
それなら、1926年3月20日島根県津和野町生まれな安野光雅さんが46歳ぐらいの頃の作品。

我が家の本棚でたぶん十年以上眠っていた福岡市早良図書館除籍図書。

「この絵本は量の比較からはじまって普遍単位に至る道すじを順序よく、説明したものです」p.24 遠山啓[1909-1979]「みずをかぞえる」 と巻末にありますけど、数学が苦手な私には、色々な物の量をはかる二人のこびとさんの表情が楽しい絵本でした。

「青年中期の安野光雅……型の如くパリに行った。ゴッホの墓とエッシャーの本は、軍隊で上等兵にぶんなぐられて以来の頭の痛みを再発させた。そして絵本「ふしぎな絵」ができた。これをみたある数学者に「お前は数学がわかる」とからかわれ、それを真に受けて、この本をかいた。この苦労がもとで小じわがふえた。そこでチャールズ・ブロンソンに似ていると言ってくれないと何も註文に応じないことにしたが、いささか後ろめたい気持ちがしなくもない。」p.24

読書メーター 安野光雅の本棚(刊行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091464
の登録冊数は9冊です。

絵本の本棚(登録冊数278 著者名順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091195
もご笑覧いただけましたら幸甚と存じます。

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