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2026年01月22日09:19

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映画「モディリアーニ!」

マイミクさんの日記でこの映画を知り、ジョニー・デップ監督、画家・モディリアーニが主人公、と聞いて、1日1回しか上映してない映画館を見つけ、ようやく見に行ったのだが・・

1916年、第1次大戦中のパリ。
ユダヤ系イタリア人のアメディオ・モディリアーニ(リッカルド・スカマルチョ)は、なかなか画家として作品も売れず、生活がすさむばかり。
批評家からも、画商からもさんざんで、モディリアーニは酒におぼれ、いきつけの店で騒ぎを起こし、パリを去ろうとするが、画家仲間のシャイム・スーティン(ライアン・マクパーランド)や、モーリス・ユトリロ(ブリュノ・グエリ)に引き留められる。

スーティンは、モディリアーニと同じアパートに住まい、ゴキブリをつかまえてビンの中で飼ったり、腐りかけた肉を題材に絵を描いたりと、かなりの変人だった。
アトリエに肉を持ち込んだせいで、ハエがたかり、住人からは苦情が出る。

そんな中、画商のズボロフスキー(スティーブン・グレアム)から、コレクターのガニャ(アル・パチーノ)がモディリアーニの絵に関心があると聞かされて会いに行くのだが、ガニャはモディリアーニを特段褒めもせず、芸術論を投げかけ、彼の絵でなく彫刻の方を評価するのだった。


モディリアーニの映画と言えば、やはりわたしなど古い人間は「モンパルナスの灯」(1958年制作)を思い出す。
彼が死んだ途端、画商が彼の絵を、これから値上がりするとばかりにどんどん売りさばくシーンが悲しかった。
映画の中でも、史実としても、彼の妻だったジャンヌの存在が大きいのだが、本作「モディリアーニ!」ではジャンヌは登場せず、当時のモディリアーニの恋人・ベアトリス(アントニア・デスプラ)が出てくる。
てっきり、ジャンヌとのやりとりが中心かなと思っていただけに、ちょっと意外な気がした。

当時のパリの雑多な雰囲気は伝わってくるものの、個人的には、モディリアーニ自身がやたらいらだち、八つ当たりばかりしているのが気になってしまう。
彼が自分の描いた絵を、アパートの窓から投げ捨てるシーンでは、ゲスなわたしは、
「ああ、何億円になるのか・・もったいない!」と思ってしまった。
(1月19日、キャナルシティ・ユナイテッドシネマ)
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