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2024年05月21日18:49

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ストロング小林さん追悼(693)

80年新日本プロレス「MSGタッグ・リーグ戦」東北ツアー、第5戦は11月26日、青森県弘前市民体育館(観衆3,800人満員発表)大会。

メインイベントは猪木&藤波辰巳組の師弟タッグがアンドレ・ザ・ジャイアント&レネ・グレイ組と対戦。奇しくもこのカードが翌81年の第2回大会の優勝決定戦となるなどこの時は思いもつかなかったですが…。1本目は8分56秒、両チームリングアウトとなり1−1、決勝の2本目は5分11秒、藤波がグレイを体固めで破り、猪木&藤波組が2−1で快勝しています。

セミファイナルは坂口征二とタイガー・ジェット・シンのシングルマッチ45分1本勝負で4分23秒、坂口の反則勝ち。

セミ前が公式戦(公式戦は全て45分1本勝負)でスタン・ハンセン&ハルク・ホーガン組がバッドニュース・アレン&ウィリエム・ルスカ組と対戦、8分5秒、ハンセンがアレンを体固めで破り、ハンセン&ホーガン組 が14点。アレン&ルスカ組は5点。

ストロング小林はザ・ハングマンとシングルマッチ301本勝負で対戦、11分42秒、両者リングアウトの引き分け。

公式戦、長州力&星野勘太郎組とジョニー・パワーズ&オックス・ベーカー組の一戦は9分16秒、長州がサソリ固めでパワーズから初のギブアップ勝ちを奪い、5点獲得。パワーズ&ベーカー組は即席チームの哀しさか無気力ファイトが目立ち0点。

上田馬之助は木村健吾を6分2秒、体固めで破り、木戸修は藤原喜明に11分56秒、回転エビ固めでフォール勝ちしています。永源遙は荒川真を18分33秒、腕固めでギブアップさせました。

第6戦、11月27日、福島県郡山市総合体育館(観衆3,700人満員発表)大会。メインイベントは猪木&藤波&木村健組がアンドレ&ハングマン&グレイ組と6人タッグマッチで対戦。1本目は7分44秒、両チームリングアウトで1−1、決勝の2本目は4分29秒、アンドレが木村健を体固めで破り、アンドレ&ハングマン&グレイ組が勝利を飾りました。

セミファイナルは公式戦、長州&星野組がハンセン&ホーガン組と対戦、4分27秒、ハンセンが星野を体固めで破り19点、長州&星野組は0点。

セミ前も公式戦で悪党タッグ対決、シン&上田組とパワーズ&ベーカー組が対戦、10分25秒にシンがベーカーを体固めで破りシン&上田組は10点、パワーズ&ベーカー組は0点。不調のパワーズがシンに直接フォールを取られなかったのはパワーズのプライドだったか?

坂口はアレンに11分44秒、反則勝ち。S小林とルスカは8分23秒、両者リングアウトの引き分け。

木戸と永源のシングルマッチは20分時間切れ引き分けに終わっています。

第7戦、11月28日、仙台・宮城県スポーツセンター(テレビ生中継、観衆4,500人満員発表)大会。メインイベントはシングル初対決、猪木とベーカーの60分1本勝負。猪木はベーカーに何もさせず僅か2分55秒、体固めで猪木があっさりフォール勝ちしました。

セミファイナルは公式戦、超ド級対決、ハンセン&ホーガン組とアンドレ&ハングマン組の激突、両陣営相譲らない力対力のぶつかり合いで12分55秒、両チームリングアウトの引き分け。ハンセン&ホーガン組は21点、アンドレ&ハングマン組はこの試合が初の失点となり17点。

セミ前の公式戦、藤波&木村健組とシン&上田組の一戦、11分28秒、シンが木村健を体固めで破り15点、藤波&木村健組は5点。

この日の「ワールドプロレスリング」生中継は上記3試合を放送。

坂口とパワーズのシングルマッチは8分2秒、両者リングアウトの引き分け、長州はアレンに5分34秒、反則勝ち。S小林はグレイに8分45秒、片エビ固めでフォール勝ち。ルスカは木戸を8分33秒、腕ひしぎ逆十字固めでギブアップさせました。

星野&ジョージ高野組vs永源&藤原組は20分時間切れ引き分けとなっています。

第8戦は東北から再び静岡へ。11月29日、静岡県磐田市体育館(観衆3,000人満員発表)大会。メインイベントは猪木&藤波組vsシン&上田組。1本目は8分19秒、藤波が上田に反則勝ち、2本目は3分11秒、猪木が上田を体固めで破り、反則含みながら猪木&上田組が2−0でストレート勝ちを収めています。

セミファイナルは長州とハンセンのシングルマッチ45分1本勝負で僅か1分16秒、ハンセンがウェスタン・ラリアートからの体固めでフォール勝ち。このあたりから翌81年12月のハンセン新日本プロレス離脱まで、長州はハンセンのラリアートの餌食となって血反吐を吐かされることが増えていきます。

セミ前は公式戦、アンドレ&ハングマン組とアレン&ルスカ組の対戦、4分49秒、アンドレがルスカを体固めで破り22点、アレン&ルスカ組は5点。

公式戦、坂口&S小林組とパワーズ&ベーカー組の一戦、少し前だったら、北米タッグのタイトルマッチになってもおかしくない組み合わせ。ベーカーとは11年ぶりの対戦となるS小林、13分51秒、S小林がベーカーを逆片エビ固めでギブアップさせ、坂口&S小林組はようやく初日を出して5点、パワーズ&ベーカー組は0点。

ホーガンは木村健を4分16秒、片エビ固めで破り、星野はグレイに8分25秒、回転エビ固めでフォール勝ち。永源は藤原を12分5秒、逆さ押さえ込みでフォールし器用な一面を見せています。
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