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2024年05月25日05:30

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イザヤ31章

【イザヤ31章「肉の腕」に頼らず,主を信頼する】
この章の主題は前章の主題とよく似ている。しかしながら,「最初の警告は人の知恵を信頼することに対する警告であり,次のものは人の力を信頼することに対する警告である。」(ナイマン『イザヤの言葉はまことに偉大である』p.118)「助けを得るためにエジプトに下...る者はわざわいだ。」(イザヤ31:1)エジプトからはそのような助けは得られないからである。「かのエジプトびとは人であって,神ではない。」エジプト人自身も,その助けを受ける者も「皆ともに滅びる。」(3節)一人主のみがイスラエルを救うことがおできになるのである。イザヤは言った。「イスラエルの人々よ,主に帰れ。あなたがたは,はなはだしく主にそむいた。」さらに「アッスリヤびとはつるぎによって倒れる,人のつるぎではない。」主の剣である(6,8節)。末日の「エジプトびと」と「アッスリヤびと」というのは,現代の人々が,主に代えて信頼を寄せる者たちのことを指しているとも考えられる。
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