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2024年04月14日16:59

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ストロング小林さん追悼(656)

新日本プロレスの猪木、坂口征二、藤波辰巳、長州力の4選手は80年「サマー・ファイト・シリーズ」が終了するとロサンゼルス、ニューヨーク遠征に出発。

8月8日(日付はいずれも現地時間)、ロサンゼルス・オリンピック・オーデトリアムには坂口、藤波、長州が出場。坂口&長州組はロン・スター&ジ・アサシン組の挑戦を受けて北米タッグ王座防衛戦を行なっています。

Rスターは76年2月、78年3月の2回新日本プロレスに来日していて日本のファンにはお馴染みですが、2月11日にオクラホマ州タルサでこの年の初めに物議を醸したNWA世界ジュニア・ヘビー級王座決定トーナメントでレス・ソントンを破って新王者となり、ダニー・ホッジ、ケン・マンテル、ヒロ・マツダ、ネルソン・ロイヤルが巻いた白の皮に黒のバックル「USA」のロゴが入った栄光のベルトを巻きました。

しかし、Rスターはプロモーターのレロイ・マクガークと揉めて3月10日にタルサで行われる予定だったソントンとのタイトル戦を拒否、素行不良としてタイトルは剥奪され、ベルトは闘わずしてソントンに移動しています。

マスクマンのアサシンは未来日でしたが、正体は謎、しかし、日本プロレス時代に来日したジ・アサシンズAのトーマス・リネストウ(アサシンズBはジョー・ハミルトン)の長男、トーマス・リネストウJrが有力と言われています。

ちなみに次男がティム・リネストウで翌81年10月の「闘魂シリーズ」にティム・トールツリーのリングネームで来日した身体の細い選手であり、まぁリネストウJrで間違いないかとは思います。

試合は60分1本勝負、長州が外国人チームに捕まるシーンもありましたが、坂口がアサシンにボディスラム、続けてコーナーポスト最上段からのフライング・ニードロップから16分48秒、坂口が逆エビ固めでアサシンをギブアップさせ、9度目の防衛に成功しました。

藤波は未来日のトム・プリチャードとWWFジュニア・ヘビー級王座防衛戦を行い、13分32秒、ジャーマン・スープレックスホールドで快勝、13度目の防衛に成功しています。格の違いを見せつけました。

ロサンゼルス大会その他の主な試合結果は、アメリカス・ヘビー級王者”マニアック”ジョン・トロスがウォルター・ジョンソンに敗れ王座転落。Wジョンソンはフットボーラーとプロレスラーの二足のわらじを履いていたレスラーですが、74年4月の「第1回ワールド・リーグ戦」に1度だけ来日し、予選リーグ戦全敗に終わり「ダメ外人」の烙印を押され2度と呼ばれることはありませんでした。

その後表舞台から姿を消していましたが細々と活動を続け、ロサンゼルスマットに登場しています。  

アーマンド・ゲレロはテキサス・デスマッチでゴールデン・ボーイにリングアウト勝ち。ゴールデン・ボーイはアドリアン・アドニスとは別人です。

上田馬之助がプロフェッサー・イトウとして参戦、76年7月、78年5月に全日本プロレスに来日したアル・マドリルに反則負け。ブッチャー・ブラニガン(72年8月に日本プロレスにキラー・ジョー・ノボとして初来日、75年5月、国際プロレスにブラニガンとして再来日)はチーフ・ヒル(フランク・ヒル)を破りました。

ロサンゼルス大会は8月15日の「ワールドプロレスリング」で録画放送されています。
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