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2022年07月31日20:57

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ストロング小林さん追悼(206)

76年新日本プロレス「第3回ワールド・リーグ戦」終盤戦の激闘の模様です。

第25戦、熊本市体育館(観衆4,000人超満員発表)大会、セミファイナルの公式戦でストロング小林とペドロ・モラレスが対戦し、11分49秒、回転エビ固めでモラレスがフォール勝ち。これでS小林は10戦7勝(1不戦勝)3敗と3連敗の泥沼に陥りました。勝ったモラレスは前日の4月30日、北九州市小倉区三萩野体育館で予定されていたタワーリング・インフェルノとの公式戦がインフェルノの負傷欠場で不戦勝となり10戦10勝(2不戦勝)と全勝。モラレスは残り3試合全敗で坂口征二、S小林と並ぶ訳ですが、それはまずあり得ない話でこの時点で「当確」が出たと見るべきでしょう。

マサ齋藤はブッチャー・バションを5分32秒、体固めで破り11戦7勝(1不戦勝)4敗。

この日のメインイベントは猪木&坂口組の黄金コンビが登場、キラー・カール・クラップ&ケン・マンテル組と対戦、1本目は16分1秒、両チームリングアウトで1−1。決勝の2本目は3分56秒、猪木がマンテルを体固めに決めて2−1で猪木&坂口組が勝利を飾りました。

第26戦、5月4日、鹿児島県立体育館(観衆4,000人満員発表)大会。S小林は木戸修との公式戦、9分20秒、体固めでフォール勝ちし11戦8勝(1不戦勝)3敗と連敗は3でストップ。M齋藤は星野勘太郎を14分16秒、体固めでフォール勝ちし12戦8勝(1不戦勝)4敗。

第27戦、5月5日、福岡スポーツセンター(観衆3,000人発表)大会。S小林は星野と公式戦で激突、星野の引っ掻き回し戦法にあわやと思わせる場面もありましたが、11分23秒、エビ固めでフォール勝ち。12戦9勝(1不戦勝)3敗となり、最後は5月7日、高松市民文化センターでの坂口との同門対決を残すのみ。

外国人版師弟対決、ニューヨークMSGのリングでも見ることが出来ないモラレスvsリベラの夢のベビーフェイス対決は11分12秒、モラレスが逆さ押さえ込みでリベラを破って11戦11勝(2不戦勝)の全勝。リベラは12戦(2不戦勝)9勝3敗と一歩後退です。(山本小鉄、Tインフェルノに不戦勝)

M齋藤とクラップの公式戦は13分27秒、M齋藤がリングアウト勝ちでクラップを撃破。公式戦最終日で大仕事をやり遂げて13戦9勝(1不戦勝)4敗でリーグ戦全日程終了。クラップは星野に次いでM齋藤にも不覚を取り10戦8勝2敗。福岡大会の公式戦終了時点でモラレスは最悪で残り2敗してもクラップとの同点決勝進出者決定戦を行うこととなり、3敗の坂口、S小林、リベラは脱落確定となりました。

福岡大会メインイベントは猪木&地元福岡県出身、坂口組の黄金コンビがTインフェルノ&マンテル組と対戦、1本目は14分1秒、坂口がインフェルノを体固め、2本目は3分23秒、猪木がマンテルを弓矢固め(ボーアンドアロー・バックブリーカー)でギブアップさせて2−0のストレートで猪木&坂口組が完勝しています。

第28戦、5月6日、島根県松江市総合体育館(観衆4,000人超満員発表)大会、S小林はメインイベントに出場、猪木とのニュー・ゴールデンコンビでモラレス&Tインフェルノ組と対戦、1本目は13分20秒、S小林とインフェルノが両者リングアウトで1−1。決勝の2本目は8分32秒、猪木がインフェルノを体固めでフォールし2−1で猪木&S小林組に凱歌が上がりました。

公式戦は坂口が永源遙を6分46秒、片エビ固めで破って11戦(1不戦勝)8勝3敗。星野はBバションを6分13秒にラクダ固め(キャメルクラッチ)で仕留めました。

外国人対決が2試合行なわれ、クラップがラウル・マタを8分1秒、ブレーンクローで降し11戦9勝2敗。リベラvsマンテルは10分9秒、リベラが体固めで勝ちを13戦10勝3敗の2桁勝利という好成績でリーグ戦全日程終了しました。
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