mixiユーザー(id:21258650)

2022年07月29日22:45

397 view

ストロング小林さん追悼(204)

76年新日本プロレス「第3回ワールド・リーグ戦」第14戦、4月17日、三重県津市体育館(観衆3,500人超満員発表)大会。ストロング小林はメインイベントでマサ齋藤とタッグを結成しビクター・リベラ&ラウル・マタ組と対戦。

1本目は10分28秒、マタがM齋藤を体固め、2本目は3分54秒、M齋藤がマタを体固め、決勝の3本目は5分31秒、S小林がリベラを体固めで降し決勝フォールを奪って2−1でS小林&M齋藤組が勝利を飾りました。

猪木はセミファイナルでキラー・カール・クラップと今シリーズ初のシングル対決(45分1本勝負)。10分40秒、猪木の反則勝ちとなりました。

公式戦は坂口征二がタワーリング・インフェルノを8分24秒、片エビ固めで破り5戦して3勝2敗とようやく白星先行。ペドロ・モラレスは木戸修を7分57秒、体固めで降し4戦4勝、木戸は2連敗で6戦4勝2敗。星野勘太郎は永源遙に12分22秒、回転エビ固めでフォール勝ち。

2日間のオフを経て、第15戦、4月20日は福井県武生市体育館(観衆3,000人満員発表)大会。S小林はマタと公式戦で対戦し11分6秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップを奪い6戦6勝と単独首位に出ました。

山本小鉄とクラップの公式戦、前75年の第2回大会では、4月24日、松山・愛媛県民館で対戦、小鉄が9分50秒、回転エビ固めでクラップに土をつける大金星。「大物食い」の本領発揮しましたが、3連敗で絶不調の小鉄はクラップの攻撃の前に肩を負傷。5分25秒、レフェリーストップ負け。

小鉄は4戦4敗となり、肩の負傷を理由にリーグ戦を棄権。以後9試合残っていた公式戦は不戦敗となっています。今にして思えば謎だらけの棄権ですが、中学1年生だった私は小鉄が急に弱くなってしまい、非常に残念な思いをしました。クラップは3戦3勝。

ブッチャー・バションと永源の公式戦は4分5秒、体固めでBバションが勝ちました。

リーグ戦の折り返し地点となる第16戦、4月21日、三重県四日市市体育館(観衆4,200人超満員発表)大会、S小林は坂口との北米タッグ王者コンビでモラレス&リベラ組とシリーズ最終戦の5月13日、大阪府立体育会館でのタイトルマッチ前哨戦。

1本目は15分23秒、坂口とモラレスが両者リングアウトで1−1。決勝の2本目は5分41秒、S小林がリベラを体固めでフォールし、何と王者組が2−1前哨戦でスッキリと勝ってしまいました。この時点でリベラが優勝争いに絡んでくるとは予想だに出来ませんでした。

セミファイナルは猪木がTインフェルノとシングルマッチ45分1本勝負で対戦、7分23秒、弓矢固め(ボーアンドアロー・バックブリーカー)でギブアップ勝ち。

公式戦はクラップが木戸を7分52秒、ブレーンクローで降し4戦4勝、木戸は3連敗で7戦4勝3敗。Bバションvsマタの外国人対決は4分51秒、スピードで優るマタが体固めでフォール勝ち。

第17戦、4月22日、大阪・寝屋川市市民体育館(観衆3,500人超満員発表)大会、メインイベントは猪木&星野組とモラレス&リベラ組の激突。1本目は3分53秒、モラレスが星野を体固め、2本目は13分29秒、猪木がリベラを体固め、決勝の3本目は3分44秒、リベラが星野を回転エビ固めで破り、星野が2フォール奪われてモラレス&リベラ組が2−1で快勝しています。

S小林はTインフェルノとセミファイナルで公式戦外の通常のシングルマッチで対戦し8分54秒、逆エビ固めでギブアップ勝ち。

公式戦は坂口がマタを6分43秒、片エビ固めで破り7戦5勝(不戦勝1)2敗、クラップはBバションを僅か1分4秒、体固めで降して5戦5勝。M齋藤はマンテルに10分7秒、体固めでフォール勝ちを収めています。

第18戦、4月23日、岡山武道館(テレビ生中継、観衆2,600人満員発表)大会。

メインイベントは猪木とTインフェルノのシングルマッチ60分1本勝負で6分14秒、弓矢固めで猪木がギブアップ勝ちを奪いました。インフェルノは手の内を覚えられたか?前75年の第2回大会のスーパー・デストロイヤーのような

セミファイナルの公式戦は優勝決定戦進出者の最有力候補同士の大一番、坂口とモラレスの一騎討ち。パワーファイトでモラレスを追い込んだ坂口でしたが、13分15秒、モラレスの秘技コーナーポスト最上段からのダイビング・ローリングクラッチホールド(回転エビ固め)でモラレスが勝利。6戦6勝(不戦勝1)、坂口は8戦5勝(不戦勝1)3敗と優勝決定戦進出は絶望になってきました。

セミ前のクラップとリベラの公式戦は11分15秒、レフェリーの死角を突いたカウンターの凶器攻撃からの体固めでクラップがフォール勝ちで6戦6勝。リベラは7戦5勝(不戦勝1)2敗です。テレビ生中継はこの3試合。

S小林はテレビ放送開始前の試合に出場しM齋藤とのタッグでBバション&マンテル組とのタッグマッチ45分1本勝負で対戦、16分5秒、S小林が「巨漢レスラー殺しにはこの技」として多用しているラクダ固め(キャメルクラッチ)でBバションをギブアップさせ、S小林&M齋藤組が完勝しました。

その他公式戦は星野vs木戸が9分33秒、逆回転エビ固めで星野の勝利。凱旋帰国の木戸でしたがベテラン星野の牙城は崩せず。逆回転エビ固めというのは聞き慣れない決まり手ですが、おそらく木戸の回転エビ固めを星野がさらに一回転させたものでしょう。木戸は4連勝の後4連敗です。永源とマタの一戦は16分55秒、片エビ固めで永源がフォール勝ちをしています。

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年07月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

最近の日記