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2022年07月21日22:27

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ストロング小林さん追悼(196)

76年新日本プロレス「ビッグ・ファイト・シリーズ」後半戦のストロング小林の激闘の記録です。4周年の旗揚げ記念日にあたる3月6日、愛知県常滑市体育館(観衆2,500人満員発表)大会ではS小林はセミファイナルでジョニー・パワーズと今シリーズ2度目のシングルマッチを行い、13分8秒、パワーズの足8の字固め(パワーズロック)にギブアップ負け。

3月9日、新潟市体育館(観衆3,500人超満員発表)大会ではS小林はメインイベントに出場、坂口征二との北米タッグ王者チーム、パワー・ファイターズでマイク・スターリングス&ロン・スター組と対戦、1本目は14分34秒、S小林がカナディアン・バックブリーカーでスターをギブアップさせ、2本目は8分4秒、坂口が片エビ固めでスターリングスを降して坂口&S小林組が2−0のストレート勝ちを収めました。

猪木はセミファイナルでブラック・ゴールドマンとシングルマッチ45分1本勝負で対戦、4分49秒、エビ固めでフォール勝ち。

レッド・デビルスのプレーイングマネージャー、マンマウンテン・カノンがこの日より試合に出場、柴田勝久を4分31秒、体固めで破りました。

3月10日、全日本プロレス旗揚げメンバーだったマシオ駒(本名・駒秀雄)が腎不全の為、入院中の世田谷区の三宿病院で死去。享年35歳という若さでした。駒は若手のコーチ役として知られ、鶴田、アントン・ヘーシンクにプロレスの基本を教えた他、大仁田厚、淵(渕)正信、園田一治(ハル薗田)の全日本プロレス生え抜き「若手三羽烏」を指導しました。

3月11日、世田谷区下馬の自宅で行われた通夜には新日本プロレスから同じく若手のコーチの立場であり、駒の日本プロレスの2年後輩にあたる山本小鉄が参列し、12日の告別式には小鉄、日本プロレス時代に縁のあった永源遙、魁勝司(北沢幹之)、富澤信太郎取締役らが参列しています。

3月11日、新潟県長岡市厚生会館(現アオーレ長岡、観衆2,500人満員発表)大会では、セミファイナルで坂口がパワーズとシングルマッチで対戦、11分10秒、足8の字固めでパワーズが坂口からギブアップを奪い、前75年8月27日、田園コロシアムでリングアウト負けした借りを返し、猪木戦に向けて好調を維持しています。

この日S小林はセミ前でスターとシングルマッチを行い9分10秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップ勝ちを飾っています。

この日のメインイベントは2月20日、開幕戦の大田区大会と同一カード、猪木&木戸修組vsグレート・ゴリアス&ゴールドマン組が組まれました。開幕戦では2本とも日本組の反則勝ちに終わり、決着はついておらず。

1本目は11分6秒、木戸がゴールドマンを体固め、2本目は5分42秒、ゴリアスが木戸を体固め、決勝の3本目は3分42秒、猪木がゴリアスを体固めに決めて綺麗に2フォール奪って猪木&木戸組が勝利を飾りました。

3月12日群馬県高崎市体育館(テレビ生中継、観衆3,500人満員発表)大会。メインイベントは猪木とパワーズによるNWF世界ヘビー級選手権試合前哨戦第2ラウンド。初戦の2月28日、名古屋大会では暴走した猪木の反則負け。

今回もパワーズは猪木のウィークポイントである左膝を集中攻撃、リング中央でガッチリと足8の字固め(パワーズロック)に猪木を捕えました。必死にロープにエスケープした猪木ですが、ブレイクを命じられてもパワーズは8の字を離さず、16分47秒、前回とは逆の結果で猪木の反則勝ち。前哨戦は反則決着で1勝1敗の五分。

セミファイナルはS小林と木戸がタッグを組んでスターリングス&スター組と45分3本勝負で対戦、1本目は15分40秒、木戸がパワーボム気味のエビ固めでスターリングスをフォール。2本目は5分30秒、S小林がスターを体固めで撃破、S小林&木戸組が2−0で豪快にストレート勝ち。

セミ前が坂口とゴリアスのシングルマッチ30分1本勝負で7分38秒、反則勝ちに終わり、フォールあるいはギブアップは奪えずに終わっています。
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