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2022年07月02日23:33

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ストロング小林さん追悼(177)

75年新日本プロレス「闘魂シリーズ第2弾」中盤戦におけるストロング小林の奮戦ぶりを振り返りたいと思います。

関東から東海、北陸に渡った新日本プロレスの巡業一行は11月12日、石川県小松市体育館(観衆3,900人超満員発表)大会を開催。小松市といえば、NET「ワールドプロレスリング」の当時のメインスポンサー(78年暮れまで提供)である小松製作所のご当地興行。

S小林はメインイベントに登場、坂口征二とのパワー・ファイターズを結成しミスターX&イワン・カラマゾフ組と10月25日伊勢原、11月1日網走に次いで今シリーズ3度目の対戦。1本目は21分22秒、日本組の反則勝ち、2本目は3分43秒、坂口がカラマゾフを逆エビ固めでギブアップさせて2−0で坂口&S小林組がストレート勝ちを飾っています。

猪木はセミファイナルに出場し、リッキー・ハンターとシングルマッチで対戦、9分25秒、体固めで勝利を収めました。

11月14日、香川県高松市民文化センター(テレビ生中継、観衆3,300人満員発表)大会。メインイベントではベアキャット・ライトがテレビマッチで初のタッグマッチに登場、猪木&坂口組の黄金コンビと対戦、1本目は18分33秒、坂口がBライトに反則勝ち、2本目は7分19秒、猪木がXを体固めに決めて2−0で猪木&坂口組がストレート勝ち。

S小林はハンターとセミファイナル45分1本勝負で対戦、16分39秒、体固めでフォール勝ち。テレビ生中継はこの2試合のみ。他、山本小鉄はラウル・カステロを8分10秒、足固めで破り、フィデル・カステロは永源遙を6分38秒、体固めで撃破、カラマゾフは柴田勝久に6分26秒、片エビ固めでフォール勝ち。

11月16日は鹿児島県種子島西表体育館(観衆3,000人発表)大会、S小林はメインイベントで坂口と組んでミスターX&ラウル・カステロ組と対戦、1本目は14分56秒、坂口がラウルを体固め、2本目は6分48秒、S小林がラウルから体固めでラウルから2本奪っての坂口&S小林が2−0のストレート勝ち。

猪木はセミファイナルでハンターを8分32秒、弓矢固め(ボーアンドアロー・バックブリーカー)でギブアップを奪っています。

11月17日、鹿児島県立体育館(観衆3,400人発表)のメインイベントで猪木&S小林組のニュー・ゴールデン・コンビが今シリーズ2度目のタッグ結成、ミスターX&ハンター組と対戦、1本目は15分14秒、猪木とハンターが両者リングアウトで1−1。決勝の2本目は2分17秒、猪木がハンターに反則負け。シリーズ開幕直後ならいざ知らず、この段階でニュー・ゴールデン・コンビはX&ハンターから1フォール、ギブアップも奪えず2−1で反則暴走による敗戦は不可解。

セミファイナルは坂口がカラマゾフを7分46秒、逆片エビ固めでギブアップさせました。

11月17日(日本時間18日)、ニューヨークMSG定期戦が行われ、新日本プロレスの「闘魂シリーズ第2弾」後半戦に来にする2人の大物が登場、メインイベントは10月13日、同所での再戦となるブルーノ・サンマルチノのWWWFヘビー級王座にイワン・コロフが挑戦。特別レフェリーにゴリラ・モンスーンが起用されました。

モンスーンはピークは過ぎたとはいえまだまだ現役。サンマルチノとコロフのぶつかり合いに負けない体力を持っていましたが、両者はレフェリーそっちのけで乱闘を展開、モンスーンは試合終了のゴングを要請して「無判定試合」と宣告。またもやスッキリしない結末になりたしたが、75年最終定期戦となる12月15日でMSGでは初となるケージマッチ(金網デスマッチ)で完全決着をつけると発表されています。

12月11日に蔵前国技館で猪木のNWF世界ヘビー級王座に挑戦が決まったビル・ロビンソンもMSG初登場、名ジョバー、ジョニー・ロッズと対戦、7分23秒、ワンハンド・バックブリーカーから片エビ固めで勝利を飾りました。

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