【イザヤ1:8 「ぶどう畑の仮小屋」とは何か】
ぶどうやきゅうりの収穫の時期が近づくと,小さな仮小 屋が畑に作られた。畑の持ち主や召し使いが,作物を盗難や動物から守るために見張ったのである。一般的に,こう した小屋は造りも粗雑で,建てるのも早かった。そして収 穫が終われば見捨てられ,荒廃して,収穫の遺物となって取り残されたのである。エルサレムもこれと同じであった。かつては誇りに満ち,有益な存在であったものが,今では 霊的な怠慢のゆえに,見捨てられ,荒涼とした廃虚のよう な所となってしまったのである(エドワード・J・ヤング, 『イザヤ書』1:55-56参照)。
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