伏見は灘と並ぶ日本有数の酒造地帯です。
伏見の酒造りの強みは京都盆地の地下を流れる伏流水。
どんな水かというと桃山御陵前駅近くの御香宮に御香水という清水がこんこんとわいているので興味のある方は試飲されるとよいでしょう。
同じ酒造地帯といっても伏見が灘と違うのは酒蔵が軒を連ねて独特の風景を見せてくれていることでしょう。
灘の場合は酒蔵が広い範囲に点在しています。
国の重要伝統建造物群保存地区に指定されていないのが不思議なくらいです。
なかでも濠川沿いに酒蔵が建ち並んでいる風景は伏見ならではといえるでしょう。
濠川の土手には桜の木が植えられていて、シーズンには十石船が運航し、飲まずとも風景に酔えること請け合いです。
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