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日記一覧

小田井宿
2023年09月30日00:23

小田井宿は静かな宿場です。江戸に輿入れする京都の姫君たちは、追分宿ではなく、小田井宿に泊まったそうです。和宮もその一人で、小田井宿に泊まった際にお礼として下賜した御所人形が今も大切に守り続けられています。小田井宿の最寄り駅はしなの鉄道の御代

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岩村田宿
2023年09月28日22:11

岩村田宿はこれまでの宿場に比べても都会の色が濃いです。中山道を歩いても宿場らしい面影を探すことは難しいです。とはいえ現代的な町並みとはいいがたいです。佐久市の場合、新幹線の駅がある佐久平駅周辺が現代的で、岩村田宿は昭和のまんまのアーケード商

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塩名田宿
2023年09月27日22:58

塩名田宿は千曲川のほとりにある宿場です。江戸時代、千曲川は暴れ川として恐れられていたそうです。明治時代には船をつないでその上に板をわたした舟橋があったそうです。昭和になってから、今見るような鉄橋が架けられたといいます。千曲川近くには川魚料理

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八幡宿
2023年09月26日22:39

望月宿から瓜生坂を越えると八幡宿です。茂田井や望月に比べると八幡宿は昔ながらの町並はよく残っているとはいえません。この宿場での見どころは、なんといっても八幡神社でしょう。八幡宿の名は八幡神社に由来します。八幡神社は見事な二層の楼門で出迎えて

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望月宿
2023年09月25日21:31

望月宿は東信州の宿場の中では活気が感じられる宿場です。立派な資料館があって、豊富な展示品のほかに係の方が質問に丁寧に答えてくれます。井出野屋旅館という木造旅館があって、今年惜しまれつつ閉業しました。ここは映画「犬神家の一族」で那須火照るとし

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茂田井宿
2023年09月24日19:29

中山道には間の宿(あいのしゅく)と呼ばれる宿場があります。江戸時代、間の宿は宿場と宿場の間にあって、休憩は可能ですが、宿泊は許されていませんでした。芦田宿と望月宿の間にある茂田井宿も間の宿のひとつです。茂田井宿は正式な宿場に格上げしてもらえ

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芦田宿
2023年09月23日07:29

長久保宿から芦田宿へは笠取峠を越えていきます。難所とされる笠取峠ですが、和田峠を越えてきた身にとっては物の数ではありません。ただし、峠を越えてから大型トラックが爆走する幹線道路沿いを歩かされるのは、ゆるやかな下りとはいえ、並行しました。笠取

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長久保宿
2023年09月22日23:34

長和町にある二つ目の宿場が長久保宿でした。和田宿に比べるとひらけた感じです、しかし、商店はほとんどありません。これだと生活することはたいへんなことでしょう。商店どころか飲料の自動販売機さえ見当たらないのには閉口しました。そこそこ民家は建って

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和田宿
2023年09月21日22:29

下諏訪峠から中山道一の難所ともいわれる和田峠を越えると和田宿に至ります。今回訪れた宿場の中では最もひなびたところにありました。過疎化が著しく、かつては立派なお屋敷だった建物の屋根が落ちて痛々しかったです。あとで聞くと最近まで営業していた旅館

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下諏訪宿
2023年09月20日22:06

塩尻宿から塩尻峠を越えて諏訪地方に入ります。諏訪は精密機械などの機械工業が盛んで、都市的な雰囲気が濃厚に感じられます。下諏訪宿は中山道の宿場ですが、諏訪大社の門前町でもあり、温泉地でもあります。ちなみに中山道の宿場で、温泉があるのはこの下諏

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塩尻宿
2023年09月19日23:21

今回の中山道旅で最初の福場が塩尻宿でした。街道沿いに小野家住宅という江戸時代に建てられた古民家がありました。国の重要文化財に指定されていれています。斜め向かいの豪壮な町家がありました・和饗酒造です。この酒蔵の当主は県議会議員を務めていました

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歩いたほうがマシ
2023年09月18日23:12

中山道いたるところで皇女和宮の東下りの逸話が残されています。中山道は和宮に限らず、江戸の将軍家や諸大名に輿入れする姫君たちの街道でした。輿入れというぐらいですから、輿に乗っていったのでしょう。平地ならともかく、峠道など輿が上下左右に激しく揺

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碓氷峠
2023年09月17日23:38

今回の中山道行きのハイライトは碓氷峠。峠は太平洋側と日本海側を分つ分水嶺です。ヤマトタケル、小林一茶、和宮、明治天皇が行き交った歴史の道でもあります。そんなことより山蛭の絶えまない攻撃にすっかり心が折れてしまいました。

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天気予報
2023年09月16日07:04

長野県に来て、晴天が続いています。雨がまったく降らないわけでは無いのですが、降るとしても決まって日が暮れてから。にもかかわらず天気予報は連日曇となっていました。これほど見事に天気予報がハズレまくるのはめったにないことです。あるいはこのあたり

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パチンコ
2023年09月15日06:49

中山道を歩いて不思議に思ったのは、パチンコ店を一度も目にしていないことです。 たまたまなのかもしれません。あるいは、気づかなかったからかもしれません。長野県は教育県というだけのことはあるなと思ったのでした。しかし、こころみにパチンコ店をGoogl

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移住16位
2023年09月14日20:33

長野県の小諸市は移住の多さでは。全国で16位にランクインするそうです。これはかなり好成績といえるでしょう。やはり東京からの近さが強みのようです。また、行政もコンパクトシティを意識したまちづくりをしているそうです。単に行政の努力だけでなく、地域

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米づくりが趣味
2023年09月13日16:56

芦田宿の金丸土屋旅館の御主人はなかなかユニークな方です。食事ではごはんにこだわっていて、玄米どころか籾の状態で保存して、その都度精米しているそうです。米づくりが趣味というだけあって、稲作も独創的。なんと30センチ間隔で、一本づつ苗を植えてい

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峠を越えて
2023年09月12日19:32

中山道一の難所の呼び声高い和田峠を越えると同じ信州かと思えるほどにガラッと雰囲気が変わります。諏訪地方は豊かですが、峠を越えると荒涼とした印象は否めません。繊細さが消え、粗雑な感じ。モダンというより、古めかしい。なんか時計の針が半世紀ほで戻

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音楽の都
2023年09月11日06:56

塩尻や下諏訪の宿に泊まって驚いたのが、地元ケーブルテレビでクラシック音楽関係のニュースや番組を長々と放送していたことです。下諏訪では、伊那シンフォニーオーケストラと地元の合唱団が、カルミナ・ブラーナを延々と演奏していました。小澤征爾さんが、

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中山道
2023年09月10日17:32

今年の遅めの夏休みは中山道を歩くことにしました。中山道は木曽がハイライトですが、木曽は何度か訪れているので、今回はパス。塩尻から碓氷峠まで歩いてみる予定です。9月も半ばというのに、まだまだ残暑が厳しいです。ふだんならもっと涼しいはずなにこれ

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夢の種明かし
2023年09月08日20:16

鯉と松の夢を見たのですが、これには理由がありました。まず火曜の早朝に見た鯉の夢ですが、月曜に放送していた「吉田類の酒場放浪記」で、吉田類さんが水槽で泳いでいるアジを活けづくりにしてもらっていました。水槽がプールに、アジが巨大な恋に変わったと

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続吉祥
2023年09月07日23:12

一昨日に続いて今朝も興味深い夢を見ました。東京近郊の住宅地を歩いていると、やがて岩場になっている高台があらわれました。ほれぼれとするような松の巨木がそこかしこにそびえています。現実ではなかなかありえなさそうな不思議な光景です。岩場を通り過ぎ

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油の量
2023年09月06日23:11

中国料理の骨は油をじゅうぶん使うことにあるように思います。中国でも人気のお惣菜であるトマトと卵の炒め物にしても、油の量をけちるとうまく仕上がりません。けちるというよりは健康のことを考えて油の量を控えるでしょうが、うまいこといきません。要は食

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吉祥
2023年09月05日23:04

明け方に面白い夢を見ました。中国のようなところで列車に乗って、古い町にたどりつき、駅を出ると大きなプルーが目に飛び込んできました。プールには、人間の身の丈よりも大きな、鯉が何匹も勢いよく泳いでいました。プールのそばには中国人がいて、盛んに声

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ロングシート
2023年09月04日19:48

熱海から浜松まではうんざりするようなロングシートの車両となります。しかも、時間によっては激込みです。とくに18きっぷの季節。18きっぷの利用者は東京、横浜と大阪、京都、名古屋間の利用者が圧倒的に多いので端から端まで座っている可能性が高いです。途

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静岡市歴史博物館
2023年09月03日21:28

東京からの帰り、静岡で途中下車して今年オープンした静岡市歴史爵物館を見学しました。ネットを見ると事前要予約とあります。スマホで予約したのですが、実際現地に来てみるとガラガラでいったいなんのために予約が必要なのかよくわかりません。ほとんどのお

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上野敏彦先生
2023年09月02日22:36

畏友Kさんのお誘いで、ジャーナリストの上野敏彦先生にお会いする機会に恵まれました。場所は御徒町にある岩手屋さん。岩手の味とお酒が楽しめる昭和居酒屋です。外国人観光客でにぎわう御徒町界隈にあって、これほど反時代的な飲み屋が残っていようとは、さ

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訃報
2023年09月01日22:26

台北の茶人、沈甫翰(シンホカン)が亡くなったという知らせが知人からありました。沈さんは確か90歳。台南出身で若い頃は建築を学ばれたそうですが、お茶の世界にはまって、台北の一流ホテルに店を構え、一時は東京にもお店を持っておられました。こう書くと

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