世界の都市公園〜ソウル・タプコル公園

1897年
ソウル最古の公園であるタプコル公園はパゴダ公園とも呼ばれています。
公園内に大理石でできた十三層の石塔があることからこの名がついています。
もともとこの場所には王朝時代、王室を守護する円覚寺があったそうです。
16世紀初頭、暴君として知られる国王燕山君が妓生と遊ぶ宴会場に変えてしまったといいます。
時代は下って、1919年には三・一独立運動の現場にもなっています。
ふつうの公園というよりも史跡としての意味合いが強いといえます。
現在、公園はお年寄りのたまり場になっています。
さらに公園の北側はソウル随一のゲイタウンになっているそうです。
さらに屋台が連なる鐘路三街の飲み屋街、さらに最近脚光を浴びつつある益善洞のカフェ街が続き、なんでもありのエリアといえます。