トレーニング日記その１６

毎朝走るジョギング。何だかんだ言っていろんな変遷がありました。
まずはただ単に走り続けていた頃，その辺りからあまり進歩はなかった。
なので走り始めて調子が出て来たら膝を傷め始めて走れなくなることもたびたび。

それがようやくアフターケアの不足だとハッキリ理解したのは10年ほど前の事。
オスグットシュラッター症候群の生徒の面倒を見ている時に調べて感じた事。
これは殆どオスグットなんかじゃなく膝のケア不足が原因なんじゃないかと。
そしてそれは自分にそのまんま当てはまりました。ケア不足！以来膝の故障は無し！

しかしこうやって独学でやっているといろんな事を学びます。
走り方一つとっても単純なようでなかなか深い。走り方も色々とあるんだと。
今年の春は張り切りすぎてダッシュのつもりで全力疾走を繰り返し神経痛に。
こうなって初めて解るやり過ぎもダメなんだってこと。

今まで長時間走り続けていることが自分に取ってもの凄く重要でそれが目標でした。
しかし，最近はちょっと違ってきました。途中で休むのも大切なんじゃないかって。
がむしゃらにひたすら走り続けることばかりに固執してきたけど，変えてみた。
つまり途中で休みを入れる。歩いて呼吸を整える事をやってみる。

もちろんダッシュも入れる必要はあると思うけど，その途中に歩きを入れる。
やってみて「あれ！？」と気付くことがありました。走る力がかなり回復している。
今までは長距離走は必死で我慢して行く事で持久力が付くモノとばかり思ってました。
じゃなくて途中で歩きを入れることで回復の力を養うのも大事なんじゃないかと。

やり方にはいろんなやり方が考えられるモノなんだなあと思いました。
これまでの20数年ずっとやり続けていた走り方にもう一つ新しい工夫が出来ました。
てかね，これは年齢的に柔軟性が生まれてきたんじゃないかと。
以前の自分なら意固地になってやり方は変えなかった。けど今は受け入れやすくなった。

自分のやっていることは絶対的に正しいことじゃなくて間違いだらけなんじゃないかと。
それも単に間違いかも！？と不安になってやるんじゃなくて，今までやって来た自信。
そういったモノも踏まえてそのやり方だけじゃ変わらないよ。と自分に言い聞かせる。
新しい自分を見付けるつもりで頑張ろう！そう思った今朝のジョギングでした。