大きな事件が起きたとき

　今日は梅雨のようなしとしと雨が続いた。近所のアジサイも、早いものは咲き始めていて、本格的な雨のシーズンも間近に迫っていることを感じる。明日と明後日は、おそらく最後の「五月晴れ」で、それから先の週間予報では曇りがちの日が続くようだ。

　朝、川崎でまた大きな事件が起きたという一報があった。こういう出来事が起きると、世論は怒りと悲しみが広がるものだけれど、どうも私はすぐにそういう気持ちにならず、何というか、茫然としてしまう。起きていることがうまく呑み込めない、そんな感覚が続く。

　そういうわけで、何か述べようにも言葉が続かない。それっぽく書いたとしても、どこか嘘くさくなってしまう。ただいまは、被害に遭われた人たちの平癒と、亡くなられた人の魂が安らかであることを祈る。