■養老孟司「神は詳細に宿る」2019年2月1日青土社刊
本日は立春。
東京は朝から気温が15℃を超え、本日は最高気温18℃で４月中旬の
陽気だという。
ただ、それは一瞬で、今週末には、また雪が降るとのこと。
でも、春めくというのはいいものですね。
昨日の節分には、近所に住んでいる３歳と５歳の孫娘たちが我が家に
遊びにきて、一緒に豆まきをした。
３歳の孫娘には、鬼のお面が新鮮だったようで、こうして、伝統が継承
されるのは、いいものですね。
さてさて、本書でした。
この読書日記では、もう何度も書いているが、私は、養老孟司さんに
私淑（ししゅく：直接に教えは受けないが、ひそかにある人を師として仰ぎ、
模範として学ぶこと）している。
20年前に仕事の関係で、西の方から上京してきたが、駅前の書店の文庫棚
で、おいでおいでをされて、手に取り、それ以来、ずっと読み続けている。
今でも、書店の店頭で目にすると、迷わず手に取っていて、本書も、2019年
2月1日刊だから、出来立てのほやほや。
もう80歳を超えていらっしゃるので、今まで言わなかった全く新しいことを
書いた文章ではなく、いつもの養老節だが、ファンとしては、その養老節を
何度でも聞きたいのですね。
版元の青土社は、「ユリイカ」や「現代思想」という雑誌を出している出版社で
この版元の本を読むのも、ひさしぶり。
遅ればせながら惹句を紹介。
“私たちはこれからどこへ向かうのか?
進化理論、科学信仰、戦争体験、
国際情勢、気候変動、市場経済・・・・・・
日本を代表する解剖学者が、あらゆる現象を論じつつ、
ヒトの意識を「解剖」する。
『唯脳論』から30年。
ニヒリズムに陥らないための現代社会の手引き。”
章立ても紹介。
�機ー儺佑泙辰浸�代をひらく
�供＼ご屬諒儔修醗媼韻諒儔�
�掘／世肋楮戮暴匹�
�検’召�ら考えるヒトの起源と進化
�后峅奮悗論気靴ぁ廚箸いΩ諺�
�此〔滅鬚気和人誉�に宿る
�察｜遒離妊�テールから見える世界
�次．侫 璽屮觧寝�
人間とは何か、という読書テーマが、この読書日記の通奏低音だが、
今回も、その点で、堪能して、満足しました(^^♪
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