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2016年11月26日10:10

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テレビ東京「THEカラオケ・バトルU18」でフランク永井の「おまえに」期待

 11月23日のテレビ番組。4時間という長時間だと聞いただけで引くのだが、その番組をたいてい観てる妻が強く勧めるのでつい観てしまった。そのことで気になったので記しておきたい。
 まさかとは思ったが、なんとフランク永井などムード歌謡の大ファンという中学2年生の少年が登場して「おまえに」を熱唱したのだ。
 この日はU18ということで、つまり18歳以下の小学生、中学生、高校生の年代の歌好きの今年のチャンピオンを決めようというもの。点数はカラオケマシンが付けるというのが売りだ。もちろんテレビ番組だからそのあたりはどうなっているかは、まじめに考えながら観ちゃいけない。
 携帯でのAI会話、自動運転、囲碁将棋でのAI、ロボットが大学入試に挑戦と今話題だから、カラオケの採点など当然という時代なのだが、歌という人の情緒が深くかかわることにマシンの判断というのが、妙にミスマッチで面白い。
 それはともかく、こうした番組のかんどころは、プロから素人が入れ乱れ、歌の基本である音程、声量、リズムはもちろん、本人の天性的な声質や発生、聴く人への訴えどころをみることができることだ。だから、半端なプロ歌手をはるかにしのぐ歌唱力とフレッシュさを感じることができる。
 ここで歌って何冠王とかに輝いてプロになった歌手もいるし、名声を得た人もいる。そうした人は確かに歌がうまいし、根性もあるし、輝いている。メイJ、城南海、林部智史などだ。
 小学生や中学生で驚くような歌唱をするのがいる。中には、プロの歌手をめざして、親の叱咤訓練だけでなく、ボイストレーナーにつき、楽器演奏をやり、カラオケに通う。勉強もしなきゃいけない時期なので、おそらく猛烈な青春を送っているのだろう。
 今回は沖縄(ではなく奄美:ここのちに訂正)の城南海の母校の中2という安大智が先輩彼女の声援をうけて登場。番組の紹介によればフランク永井などムード歌謡の大ファンなのだという。実際の「おまえに」の歌唱は、とても中2とは思えない堂々としたものだった。とうぜん声は中2の高いものだが、99.755を得た。残念ながらブロックトップではなかったのだが、次点の最高点で決勝にでた。
 決勝では「思案橋ブルース」を熱唱した。これもよかったのだが、優勝は常連の中学生の女子の手にわたった。
 若い年代でもフランク永井の歌に注目し、実際にこうした番組で歌うことはうれしいことであり、実に頼もしく思った。これからもさらに磨きをかけて、楽しませてほしい。だけど、勉強もおろそかにならないように。などと老婆心を抱くのはよけいかな。。。

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