ここのところ平日は疲労気味なので、休日の今日は休息とくつろぎの日にした。
最近購入したCDなどで、音楽を聴きつつのんびりと過ごした。
最近購入したCDは2枚。
●ダリウス・ミヨー (フランス、1892-1974)
・ヴァイオリン協奏曲第2番
・春のコンチェルティーノ
・ヴァイオリン協奏曲第1番
・屋根の上の牡牛
アラベラ・美歩・シュタインバッハー (Vn)
ピンカス・スタインバーグ指揮ミュンヘン放送交響楽団 (2004録音、ORFEO)
初めて買ったミヨーのCD。ミヨーはなぜか今まで1枚も持っていなかった。フランス作曲家にドイツの奏者とオケだが、シュタインバッハーのヴァイオリンを聴きたくて買ったものである。初めて聴く曲ばかりで、まだミヨーがどうこういうレベルにないが、第2番は冒頭は何やらドラマチックな感じ、春のコンチェルティーノはいい気分になれる曲、第1番も短いながらもいろいろ詰まって面白い。一番いいなと思ったのは、最後に入っている「屋根の上の牡牛」だろうか。ノリノリの音楽がよい。(有名な曲らしいが、初めて聴いた。) これを機に、ミヨーの作品をもっと聴いてみよう。
●伊福部昭 (日本、1914-2006)
・日本狂詩曲
・七ツのヴェールの踊り
・ヨカナーンの首級を得て、乱れるサロメ
・胡哦
・聖なる泉
木村麻耶、日原暢子、町田光、佐藤亜美、佐藤康子 (二十五絃箏)/松村萌子 (ソプラノ)
(2014、2015録音、Zele)
伊福部ファンにはお馴染みの名曲集だが、すべて二十五絃箏の独奏または合奏により演奏される。これまで伊福部昭の箏の曲はほとんど野坂操壽(恵子)さんの演奏で聴いていたが、先日5月7日は、日記で書いたとおり、佐藤康子さんの生演奏で「胡哦」を聴いた。その佐藤康子さんの「胡哦」を含む、野坂門下の箏奏者たちによる演奏のCDである。「伊福部昭十年祭のための」と題しており、歿後10年の今年も伊福部音楽は盛り上がっている。野坂操壽さんのCDで聴いている曲も多く、聴き比べも面白い。「日本狂詩曲」だけは箏版で聴くのは初めてである。
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