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2014年06月22日12:04

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詩『ひょん毛もん』

私は母によればひょん毛もんらしい。
ちっちゃい頃からひょん毛もんだと。
ひょんは、ひょんな事からの、ひょん。
木の幹からひょんと出てるのが、ひょん。
腕や首からひょんと出てるのが、ひょん毛。
何でもない所からひょんと出ていると妙に可笑しい。
たくさん生えていると気持ち悪い。
一本出ているから可笑しい。

ちっちゃい頃は好奇心旺盛。
なんで?どうして?これなあに?
間違ったことを教えては大変。
おかあさん?の言葉は母を震え上がらせた。
そんな私も普段は無口。
ヤン坊マー坊天気予報で突然笑いだす。
食事中に立ち上がり扇風機にスプーン挿入。
高熱を出すと歌いながら踊りだす。
叔父の披露宴会場で非常ベルを鳴らす。
(これは、いとこに騙された!)
女の子に間違われるほどなよなよしていた。
なのに自分より大きな弟をいつも泣かしていた。
(ゴメン、弟よ)

特別おとなしい子が突然可笑しなことをする。
正に私はひょん毛もんだった。
今はまともな筈。
多分、まわりは認めないだろうが。



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