詩上達のための【連想ゲーム】的アプローチ

【連想ゲーム】「水」→


つゆはたえられず木の葉をすべり
葉先の森のしずくになって
すべてを包んで落ちていく

水溜まりをひっそりと打つ音は
風にまぎれてこだまにもなれず
浮かぶ落ち葉の舟をゆらすだけ

波紋はふちで返すと跡形もなくきえ
つかの間の空は青くふかく澄みわたる


『しずくの思いで』(後付け題名)


※連想ゲーム的にやると視点の移りがスムーズになるかもしれない