詩上達のための【連想ゲーム】的即興アプローチ

【連想ゲーム】「電気」→

１)にわかに降り出した雨に気付かされた淀みの空を、真っ二つに切り裂いて目覚める登り龍。
２)現れたかと思えば既に姿はなく、油断を突いて地を震わす怒号！
３)大粒の雨に打ち付けられる我が身は、一人諦めに項垂れた小鳥。
４)地に存在する命に向けて、天はぞんざいな振る舞いに猛る。
５)見よ！なす統べなく走り行く人々を。
６)見よ！寄る辺なく立ち尽くす馬達を。
７)敗北に甘んじて逃げる土砂は、ただ地を直すためだけに流される。

『天の制裁』(後付け題名)


※連想ゲームからノリで逸れてしまった。