コンサートプログラムの貧困

1/26に発表されたグラミー賞、五嶋みどりの参加したアルバム『パウル・ヒンデミット作品集』が「ベスト・クラシカル・コンペンディアム部門」に輝いた。
受賞アルバムは、『ヒンデミット ヴァイオリン協奏曲、ウェーバーの主題による交響的変容、弦楽と金管のための協奏音楽』、ヴァイオリン 五嶋みどり、指揮 クリストフ・エッシェンバッハ、演奏 北ドイツ放送交響楽団。
(ちなみに、ヒンデミットは1895年に生まれ1963年に亡くなったドイツの作曲家。代表作品は、歌劇『画家マティス』)

その五嶋みどりは3月に来日するのだが、演奏するのは結局メンデルスゾーンの協奏曲だそうだ。せっかくいいタイミングで来日するのに。
日本のコンサートプログラムのまあ貧困な事！　五嶋に限らず、力のある演奏家達は、日本に来ても同じような曲ばかり演奏させられるからつまらないだろうなあ。