ポークカレー発売中!の貼り紙につられて店に入ると、小っちゃくて可愛らしいお姉ちゃんがハキハキと対応してくれた。以前寄った時にはまだ、新人ちゃんかなぁ?と思ったのだが、もう既に一年が経つ。
このお姉ちゃんもがんばるなぁ。
牛ばかりじゃインド人が食べられないから、ポークカレーは客を呼ぶね、などと無責任でいい加減なことを考えていると、以前、メニューの中に豚丼を探していて、結局、豚が材料に無いことを探しあて、牛ばかりじゃインド人が食べられないから差別だ、などと暇潰しで考えていたことを思い出した。
一年経ったところで、店のお姉ちゃんも、オッサンの俺も、大した違いは無いのだが、ちょっとずつ変わっていく人々や街の様子が、楽しくもあり、寂しくもあり。
ああ、ポークカレーの味、不味い。
またこの店にご厄介になるのは、おそらく一年後くらいだろう。
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