ことり、とアミ戸が鳴って うつろな笑顔でふり向くと窓枠に切り取られた高い空に鳥が懸命にはばたいている (そんなにがんばらなくても、)からになった勉強机に目をやると引出しに貼られたキティのシールがこちらを向いておすまししている鳥はいつの間にか窓枠
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季節の花の散るたび 風に浮かぶ指先の白さ ささやかな言葉のゆらめきに 私のかたくなは踏み出せず 背を向ける涙を見おくった 終わりのない石ころの道に また、冷たい雨が降る
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