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2013年09月08日01:27

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『八月のある日』〜ある高校生の手記〜



本気であの野郎を
ヤッちまおうと思ったのです



母さん、父さん、
悪い子に育ってごめんなさい
僕は悪い子です
エロい奴です、スケベな奴です


改札口のあの子の学生服の膨らみに
僕の脳ミソは衝撃で真っ二つに割れ
その割れ目から染み出るエロな液体で
脳ミソはふにゃふにゃになって
あの子を見るたび
エロい事しか考えなくなったのです


嗚呼、母さんの泣きじゃくる姿が
嗚呼、父さんの肩を落とした姿が


あの野郎は僕の親友のふりして、
あの時、あの子の、
あの子のチラリを見てほくそ笑みながら
あの子の純真を独り占めしたのです
僕とあの子の間に立ちはだかる黒い影
僕の太陽を隠してしまったのです!
許さない、許さない、
あの野郎だけは許さない!



枕を濡らす僕
僕の周りは何も変わらず
ただ僕の脳ミソだけがエロの液体に浸され
最期は赤いベルベットのベッドの上で、
エロジジイがのうのうと横たわるです

さようなら純真な僕、

さようなら麗しいひと





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