とおい星から一筋の夢夜の騒がしい林はいらない道ばたにころぶ耳の洞窟へ渡るいずみに月影はおぼろいちご畑の毛布のふくらみへ風ふく里に星のまたたきは溶けて石の川原のふかく底へ降り撒かれたきらめく砂の奥に沁みとおるおだやかな微笑みゆるむ昨日に触れな
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空の飛び方は知らない でも 泳ぎ方は知っている 硬いアスファルトを蹴って空に潜り 電柱のてっぺん辺りで 振り返る 行く先を決めたら柱を蹴って 丘の上まで平泳ぎ ときどき二階の瓦に降り立って また静かに潜り込む 息継ぎはいらないから 息切れもしない ジャ
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