2009年に向けて

to 皆様

慌ただしい年末も後数時間を残すのみ。
整理し切れないものが、静かな時間の中、感慨深く、我が胸の底にしんしんと沈殿していくようです。

今年お世話になった皆さんに、心からお礼を申し上げます。
何とか年を越せるのも、皆さんのおかげだと思います。

そして、皆さんに健やかで実り多い年が訪れますように、お祈り申し上げます。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


来たる2009年はどんな年になるのでしょうか。

来春、3.21(土)には、次女の結婚式があります。
実は、もう入籍は済ませ、先方の家に住んでおりまして、結婚式を待つのみです。
長女が今年の3.22に結婚式を挙げました、偶然1日違い、2年連続のおめでたです。
両方共浜松市内に住んでいますので、20〜30分の距離にはいるのですが、我が家はとうとう私1人になってしまい、少々寂しいのが本音です。
妻が亡くなった後、子供達がいるからこそ、私が”主夫”役を務めてきた訳で、いなくなってしまえば、自分1人で主夫もないだろうと思います。
mixiのハンドル･ネームも変えなければいけないかな、と思ったりします。

6年前に逝った妻の七回忌が、1.10(土)にはあります。
早いものです。あっと言う間というのが本当に実感です。
身内の親族に集まって頂き、ささやかな食事でも、と予定しています。
一昨日の29日には、次女と彼が来てくれて、仏間の掃除と模様替えをしました。
いつも無精をしている私と、次女夫婦の働き振りを鴨居の写真の妻が笑って見ていました。

次の1.11(日)には、庄司紗矢香のヴァイオリン･リサイタルが、岡崎市シビックセンターコンサートホール”コロネット”で開かれます。
シューベルト、ブロッホ、ベートーヴェンに加え、ドルマンの依嘱新作が期待大です。
macchaさんと一緒に聴きに行きます。

2/28〜6/14の間、国立西洋美術館で「ルーブル美術館展」が開催されます。
日はまだ決めていませんが、前売りは既に買って手許にあります。
フェルメールの『刺繍をする女』も愉しみですが、ジョルジュ･ド･ラ･トゥールの『大工のヨセフ』にも焦がれる思いがあります。

4/11(土)には、姪(妻のお姉さんの長女)の結婚式があり、大阪に行きます。
妻のお父さんお母さんは、孫2人の結婚式が控え、さぞ楽しみな事でしょう。
皆元気で会えますように。

5/1(金)は、マリア･ジョアン･ピリスのピアノ･コンチェルトが、すみだトリフォニーホールであります。シューマンをやる予定。
モーツァルトで美しい軽さを奏でる彼女が、どんなシューマンを聴かせてくれるのか。ピリスの生は初めて、このホールも初めてです。

2009年前半の、既に決まっている主だったイベントはこの位でしょうか。
徐々に増えていく事と思います。
来年も、より良い”観た聴いた読んだ”を通じ、心に豊かさを求めていきたい。
歳を考えれば、あれもこれもでなく、数でなく、吟味したものを、より深く胸に刻み込みたい、と思っています。

S先生のレッスン、’09年も、音楽,美術,歴史等、味わう事を突き詰めていきたい。
自ら学び直し、これが一期一会の場と認識し、クラスの皆さんとコミュニケーションを大事にしていきたい、そう考えています。

コミュニケーションと言えば、mixiの場、ここでも、より多くの人達と、と言うより、数える程の友人とで良いから、響き合うコミュニケーション、心に残る会話をしたい、と思います。

‘09年に向けた抱負という程のものではありませんが、インタレスティングな刺激に溢れた年となるよう、ほんの少しずつでも努力を積み上げていくつもりです。
皆さんに変わらぬお導きを賜りますよう、お願い申し上げる次第です。
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2009年へ、数時間を残して
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エムアイ