1975年発表のセカンド・アルバム。
イタリアのプログレッシヴ・ロック&ジャズ・ロックの最高峰のグループ
アルティから一枚を選ぶならどうしても世紀の名盤「ティルト」を選ばざるを
得ないのであるが、専任ヴォーカリストを加えほぼ同じメンバーで録音された
このアルバムも素晴らしい内容である事は疑いの余地がない。
特に組曲と謳っている訳ではないのだが流れる様に進行し全体で一曲と感じさせる
構成になっているのはティルトと同じ。
アレンジの綿密さでは前作を上回っている感もある。
当然、ライヴでの定番曲も数多く含まれていて、アルティやジャズ・ロックを
語るには決して外してはいけない名作だ。
この後、作曲面でも大きな役割を果たしていたジジ・ヴェネゴーニと
ベッペ・クロヴェッラが脱退してしまいバンドもフリオ・キリコによる
ワンマン化が加速していく事になる。
アルティは4度の来日中3度見ている。
フリオ&ベッペ中心の2005年の初来日は狂喜乱舞だった。
冷静でいられる訳がない。
2011年の来日はジジの復帰と言う大きなニュースがあったが、
翌日のPFM&ゴブリン&ザ・トリップ(フリオ・キリコ参加)公演を選んだ。
今なら無理をしてでも有給を取得したかもしれないが当時は無理な話だった。
ただ、もう二度と見られないトリップのライヴを体験出来たのは良かった。
フリオだけはすべての来日を見た事になる。
2015年にはオリジナルメンバーのアルトゥーロ・ヴィターレ(サックス)や
ゲストにキング・クリムゾンのメル・コリンズ(サックス)が参加した
40周年記念公演が行われた。
そして、2019年の来日は本国イタリアでも実現した事がなかったという
アレアとの合同公演だった。
次の来日公演では久しぶりにヴォーカルを大々的にフューチャーしたライヴが
見て見たいと願っている。
もちろん、「明日へのワルツ」もたっぷりと聞きたい。
Arti&MestieriーGiro di valzer per domani
https://www.youtube.com/watch?v=lINZoG0BIxI&t=805s
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