日本推理作家協会編
書架を彷徨うこと二時間、うんざりするほど往復してやっと見つけたるは、困ったときのアンソロジー。
「悪意の迷路」以来なんで約二年振り。
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忘れた頃にお世話になります日本推理作家協会。
では早速全作品見ていきましょう。
「もう一色選べる丼」 青崎有吾
学食の食器を返却しなかった不届きな生徒を突き止めろ!
軽快な学園探偵モノ。
犯人、、、犬でしょッ!?、、、(爆)
★★★☆☆ ナシ
「もういいかい」 赤川次郎
かくれんぼで見つからなかったあの子は何処へ?
短編とはいえ圧縮し過ぎ。
ご都合主義炸裂ッ!
★★☆☆☆ ナシ
「線路の国のアリス」 有栖川有栖
鉄っちゃん視点のアリスパロディ。
ハズレ臭プンプンだったが、意外と当り。
★★★☆☆ ナシ
「ルックスライク」 伊坂幸太郎
美人担任教師と男子生徒、そしてその父親の関係とは?
叙述トリック、ミスリードの教科書。
★★★☆☆ ナシ
「九尾の狐」 石持浅海
怒ると髪の毛が分かれる女子社員の話。
石持先生実は、、、当コーナー数少ない一ツ星作家さんの一人。
どうなるものか?と危ぶまれましたが、普通に面白かったです。
★★★☆☆ ナシ
「黒い瞳の内」 乾ルカ
ある夫妻の純情ファンタジー。
短編にも関わらず、時の流れの描写が沁みる。
あんな歳の重ね方をしたいもんです。
★★★☆☆ ナシ
「柊と太陽」 恩田陸
遠い未来の日本?廃れてしまったクリスマスの風習。
言葉遊び、駄洒落、恩田先生お得意のダサさ全開。
★★☆☆☆ ナシ
「幻の追伸」 北村薫
有名作家の手紙にまつわるミステリー。
実在の作家かと勘違いしちゃいました。
本筋と関係ない冒頭の映画の件→いります?短編なのに。
何の前振りもなく脇役が名探偵に!→短編らしい。
★★★☆☆ ナシ
「人事」 今野敏
警察組織モノ。
これまでの軽いノリに戸惑ってたところ、画数の多い字面ドーン!
堅いッ だがこの堅さが懐かしい、心地良い。
★★★☆☆ ナシ
「夏の終わりの時間割」 長岡弘樹
近所で頻発する不審火、小学生と知能障害者の青年との友情。
最後のクドい説明台詞で折角の切ない余韻が台無し。
もうちょっと読者を委ねて下さい。
★★★☆☆ ナシ
「理由ありの旧校舎ー学園密室?ー」 初野晴
アニメにもなってるんでしょう→ハルチカシリーズ
お約束があるシリーズものをアンソロジーにブッ込まないでッ!
以前解決した事件とか知らねぇっつーのッ!
ノリが「もう一色選べる丼」と瓜二つ、学園探偵モノ金太郎飴状態。
謎をアッサリ解いて、俺もミステリー慣れしてきたなと思いきや、あっさり裏をかかれてのオチ二段構え。参りました。
★★★☆☆ ナシ
「ルーキー登場」 東野圭吾
新米刑事のホロ苦デビュー。
安定の面白さ、流石の大ベストセラー作家東野先生。
★★★☆☆ ここにきてようやくやっとこ“殺意”アリ
「定跡外の誘拐」 円居挽
誘拐事件に挑む凸凹コンビ、オタクと脳筋のバディもの。
警察権力の増大と犯罪抑止のバランス。
続きが気になる絶妙なる引き加減。
★★★☆☆ ナシ
「旧友」 麻耶雄嵩
田舎で起こった成金殺人。
軽薄な学園ものと陰惨な殺人事件の雰囲気が合わない。
だから、シリーズものをアンソロジーにブッ込むのやめて。
★★☆☆☆ アリ
「副島さんは言っている 十月」 若竹七海
立て籠もり事件に巻き込まれた女探偵。
謎が一番複雑、解決編でカタルシスより先に面倒臭さが来る。
★★☆☆☆ アリ
3/15
五分の一ってどうゆうこと?
“殺意”の隘路ですよね?
殺意絡んでんの三本だけじゃん、JARO案件ですよコレはw
毎回似た様な感想になっちゃいますけど、短編は全然読み足りない。
でも普段絶対選ばないジャンル、学園探偵モノとかを読めるのは新鮮な経験ですね。
っつーわけで今回もそこそこ楽しめましたが、三年後に内容聞かれても多分殆ど思い出せないでしょう(哀)
そもそもミステリーとの相性がどうなの?っつーか。
とは言いつつ、書架の狭間で迷子になったときに頼りになるのはやっぱり、日本推理作家協会なんですけどね。
そんときはまた宜しくお願い致します。
(3+2+3+3+3+3+2+3+3+3+3+3+3+2+2)/15=2.73...
★★★☆☆
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