又吉直樹著確固たる信念もなく漫画家を志し上京した永山。今は夢破れ、雑誌の隅にイラストやコラムを載せ、かろうじてクリエイティブな業界にしがみついている。そんなある日、かつて芸術家の卵たちが集うシェアハウスで暮らしていた頃知り合いだったコラムニ
星野智幸著公団で一人暮らしの夏川秋代の元にある日、未彩人と名乗る怪しげな若者が訪ねてくる。曰く、長女の巴と付き合っているので挨拶に来たと。初めは新手の詐欺か?と警戒心を露に門前払した秋代だったが、甲斐甲斐しく通い詰める姿に心を開きかけてきた
須賀しのぶ著外務書記生棚倉慎がポーランドに赴任するところから物語は始まる。第二次世界大戦勃発前夜、ナチスドイツの暴威がヨーロッパを侵食する中、平原の国(ポーランド)に降り立った若者の過酷な運命。正統派、まさに王道。最近は凝りに凝った変化球の小
伊東潤著部数が下げ止まらない歴史雑誌の編集者菅原は、編集会議で苦し紛れに八甲田山の企画を提案する。行きがかり上企画を担当することになり現地に飛ぶ菅原。丹念な取材で浮かび上がるいくつもの謎、次第に八甲田山へのめり込んでいく菅原。百年の時を超え