フリオ・キリコズ・ザ・トリップの新作「アトランティーデ 2025」が発売された。
ザ・トリップは、元々キーボードのジョー・ヴェスコビィとベース&ヴォーカルの
ウェッグ・アンダーセンが中心のバンドでフリオ・キリコは1972年に加入した。
そして、発表されたのがサード・アルバムの「アトランティーデ」だった。
オリジナルのグループは、ELPに触発されたキーボードロックと言って
良いと思うし、当時流行っていたコンセプトアルバムでもある。
今回、アルバムごとリメイクしたのは50年経っても世の中は良くなるどころか
逆に悪くなっているという怒りみたいなものが原動力の様だ。
オリジナルには入っていないギタリストが在籍しているので
サウンドもややハードな表現になっている。
10数年前にジョーとウェッグのいる(もちろんフリオも)ザ・トリップを
見る機会に恵まれたが、二人共亡くなってしまったので現在、この
コンセプトを再現出来るのはフリオだけになってしまった。
大概はリメイクがオリジナルに遠く及ばない事が多いと思うけれど、
聞いていて意外に?楽しめた。
どちらが上と言うのではなくて、こういう解釈もありだなと言う感じがした。
尚、日本盤には2曲のボーナストラックと1972年当時の17分程度の
ドキュメンタリー映像が入っている。
フリオ・キリコは、もう一枚4作目の「タイム・オブ・チェンジ」に参加して
脱退、アルティ・エ・メスティエリを結成する事になる。
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