「UT」
前作と同じ1972年発表の作品。
元々ハードロック志向のニコの欲求不満が爆発した様な内容。
ヴィットリオは、提供曲がないばかりかリードヴォーカル曲もなく、
キーボードもマウリツィオ・サルヴィが担当しています。
結果、プログレ・ハード的な音楽性を提示して一定の評価は得ました。
ニコのハイトーン・ヴォーカルとハードなギターが全編を支配していて
曲によってはツェッペリン?ブラック・サバス?みたいな
瞬間すらあります。
マウリツィオもプログレッシヴな良い仕事をしています。
即興性を重視する余り、緻密さには欠けますが全体的な
クォリティーは高いです。
特に、ラスト2曲の「Paolo E Francesca」と「「Chi Mi Puo Capire」は
CGからの流れをくむバラードで名曲と言って良いでしょう。
ただ、メンバーとヴィットリオとの溝は決定的に深くなり、
ニコだけでなくヴィットリオを除く全員がこのアルバムをもって
脱退してしまいます。
UT Full Album
https://www.youtube.com/watch?v=6r99PXOG06Q&t=20s
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