3月9日、日曜日。
上野の東京都美術館で開催中の「ミロ展」を見てきました。
3月1日から7月6日までの開催(月曜休み)。
午前9時30分から午後5時30分までの観覧(金曜のみ午後8時まで)。
平日は予約なしの当日券で入場可能ですが、土日祭日は観覧時間の予約が
必要なので注意が必要です。
前日に午前11時の入場券(午後12時まで入場可のデジタルチケット)を購入して
当日は午前11時30分頃に入場しました。
今回の展覧会は、スペインの画家ジュアン・ミロの20代から晩年まで
オブジェや焼き物までを集めた大回顧展となっています。
入り口を入るとアトリエで椅子に座ってこちらを見ている写真があり、
彼のアトリエにお邪魔している感覚になります。
キュビズムなど色々な手法を取り入れながら試行錯誤していた初期作品。
パリでシュルレアリスムの画家として名声を高めていった時代。
今回の目玉の一つ、世界各地に散らばっている傑作、星座シリーズの3点。
自身のアトリエを持ち自由な発想で作品を発表していた50代以降の作品。
凄いヴォリューム感で、途中椅子に座ったりしながら集中力を保ちました。
ミロが40歳くらいの時、キャンバスを使わずに厚紙や木質繊維板を
使用したり、背景を書かなかったりという時期がありました。
それは、内戦や戦争で半ば強制的に移住しなければならなくなった時に
身軽に動けるからだった様です。
まぁ、物資が少なかったと言う事もあるでしょう。
そんな時代に紙に書かれた星座シリーズが生まれているのも皮肉と言うか
それだけ(負の)強いエネルギーが筆を走らせたのでしょう。
時代背景を考えながら見ると、彼の作風の変化の理由の一端も見えてくる
気がします。
とにかく、これだけ大規模な展覧会はなかなかないので少しでも
美術に興味があるなら見て損はないと思います。
ログインしてコメントを確認・投稿する