渡辺淳一著
定年退職後の孤独な日常。
「孤舟」なんて仰々しいタイトル付いてっから、自分の内面に深く耽溺して、孤独と向かい合う重厚な作風かな?と思いきや、軽い軽いフワフワです。
秒であの作品を思い出しました。
『猿の見る夢』→236
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1963720150&owner_id=263792
しかしながら今作主人公「大谷威一郎」、猿の薄井さんとは比べるべくもなく。
相手が強過ぎる、猿の薄井さんは桐野先生が具現化した、愛すべき史上最強の下衆キャラなんでw
読者を四十代以上の男性に絞った、オッサン向けラノベ、親父のファンタジーです。
俺もとっくにすっかり、この手の作品を面白がれる域に達してしまいました。
逆に女性やZ世代の感想聞いてみたわ、やっぱキモさ全開なんでしょうな。
そうなんです、威一郎さんね、キモいんですよ(下衆とどっちが嫌?)
恥ずかしさに悶絶するあまり、読書を中断するという初めての経験w
大手広告代理店で、取締役まで昇り詰めた方ですよね?
ちょっとスペック設定が低過ぎなのでは、、、
仕事人間が定年退職後、暇を持て余すというあるあるパターン。
だって仕事以外、何にも出来ないんだもん。
掃除・洗濯・料理は勿論妻任せ、趣味も無いもんだから日がな一日ブラブラと。
妻からは疎まれ、独立した子供たちからは相手にされず、構ってくれるのは愛犬「コタロウ」のみ。
ここいら辺が俺と威一郎さんの違うとこなんすよ。
そもそも、「暇を持て余す」←この感覚が解らん。
お金もそこそこ(元取締役)、時間タップリとなれば、それこそ人生の楽しみ方は無限大。
家族が冷たかろうが、一人で何でも出来るじゃないですか。
寂しいって、そんなに辛いですかね?
また俺の方が世間とズレてんのか?
っつーわけで、我等が威一郎さん、寂しさに耐えかねてデートクラブに手を出してしまいます(爆)
まあまあまあ、顛末は読んでのお楽しみなんですが、それにしてもスペック設定低過ぎやしませんか渡辺先生。
中二の童貞じゃあるまいし(哀)
大手広告代理店の元取締役だぜ? もうちょっとイケてんでしょ。
ありふれた日常なんだけど、どこまでも御伽噺みたい。
オッサン向けラノベ、親父のファンタジー
★★★☆☆
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