石川宗生著
書架から引き出したその瞬間、先ずはその世界の七不思議大集合チックな装丁に一目惚れ。
で、どうやら「千夜一夜」みたいな入れ子構造の話らしい → 大好物ですッ!入れ子構造。
ホテル・アルカディアの支配人の娘が、外れのコテージに引き籠もって出てこないらしい。
何とか彼女を誘き出そうと、逗留する芸術家たちがコテージの側で面白そうな話を語り始めるのだが、、、
入れ子構造の長編というより、短編連作。
各話が何となく繋がってる感じで、もう少し一編の長編として纏まりが欲しいところ。
そもそも短編として発表された作品も何編か編入されているらしく、それなら最初から潔く短編集として出版すれば良かったのでは。
長編か短編連作かということに拘らなければ、一編一編のお話は超奇想天外で面白いです。あんま覚えてないけど。
って、覚えてないんかいッ!よくそれで偉そうに感想文書けますねと。
何せ、読了からかれこれ二ヶ月程経っちゃてるもんですから申し訳ない。
決して面白くないわけじゃないんですハイ、でも脳に刻み込まれてない。
「あぁ〜面白かった!」で終わってるんです。まさに短編連作の感想。
ちょっと待って、今できる限り思い出すから、、、
、、、本の挿絵が動き出す話、、、タイピストが文章を直接感情に打ち込む話、、、大河の国を下流から上流に旅する話、、、身体に住み着いた動物が戦争する話、、、あと、、、ゾンビのヤツ?
駄目だ、半分も思い出せん。
メモはね、ちゃんと取ってたんですよ、感想じゃなくて難読漢字や初めて聞いた単語ばっかだけど。
かなりの量、↓下に纏めるのが面倒臭いったらありゃしない。
そこかしこに何かしらの引用や蘊蓄が豊富に散りばめられていて、読者にもそれ相応の教養をガンガン要求してきます。
何となく読んでるだけでもそれなりの酩酊感を味わえること請け合い、そしてこの捏ねくり回した文章から紡がれるマジで常軌を逸した発想は文句なしに面白い!
しかしッ、何故か記憶には刻まれず脳の上辺を滑っていくだけなんですけど(爆)
いやマジで、一年後には何にも覚えてないと思う(キリッ)
重ねて述べますが、面白いです。
こんだけメチャメチャ失礼な感想書いといて自分でもよく言うわって感じですけど。
逆に、「何コレッ!?クソつまんねぇ」って作品の方が記憶には残るもんなんですよね。
この独特の空気感を是非
★★★☆☆
ログインしてコメントを確認・投稿する