柚木麻子著
三ヶ月振りッ!
コロナコロナでね、こちとら読書ともソーシャルディスタンスですよ。
やっとこ図書館も再開したんで、また宜しくお願いしますよと。
「首都圏連続不審死事件」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E9%83%BD%E5%9C%8F%E9%80%A3%E7%B6%9A%E4%B8%8D%E5%AF%A9%E6%AD%BB%E4%BA%8B%E4%BB%B6
を題材とした長編、改行少なめの文章がみっちり全460項。
まさにバターこってりのフレンチフルコースの様な濃厚な読書と相成りました。
う〜〜ん、上手く感想が纏まんないなぁ〜〜
三ヶ月振りで感想文の書き方忘れたかも?
「首都圏連続不審死事件」の被告人、「梶井真奈子」を取材していた雑誌記者の主人公「里佳」が、取材を重ねていくうち梶井の価値観に洗脳されていくって話なんだけど、、、
う〜〜ん、何と言えばいいのか?
兎に角、男女関係、夫婦や恋人との接し方、女性の社会進出についてのあらゆる価値観が各登場人物から提示されるわけです。
当然読者は殺人犯である梶井の価値観を否定してやろうと読み進めるわけですが、読んでいくうちに、あれ?おかしいのは梶井以外の方じゃね?となってくるわけです。
まさに作中の里佳の如く、梶井に侵食されていくわけです。
そもそも男女のあり方なんて、世のカップルの数だけあるわけで。
夫を支えて内助の功を誇るもよし、共働きで対等に生計を立てるもよし、各家庭で事情は様々だろうし基本自由なんです、他人がとやかく言うことじゃない。
それを専業主婦だから男性に隷属してるとか、女が出しゃばりすぎると愛されないとか、何を見えない敵と闘ってるんだ?みたいな。
ココでも何回も述べてますが、昨今我こそは正義也と自分の価値観を押し付ける人たち多過ぎ。
法律に触れず、他人に迷惑を掛けない限り、あらゆる言動は自由なんです。
バターたっぷりの料理を食べ過ぎて太ってようが、いい歳こいた大人がアイドルの追っかけ(里佳の彼氏)やってようが、自由なんです。
勿論個人の好みはありますよ、痩せてる人がタイプとかドルヲタきもいとか。
当然ながらその価値観も自由です、只他人に押し付けんなってだけ。
彼女が太ったのが嫌なら、彼氏がドルヲタなのが無理なら別れるしかないんです。
痩せろとか、いい歳して恥ずかしいとか言いなさんなって話。
あとは、、、自分一人で頑張り過ぎんなってこと。
これはね、ズシンと心に響いた読者も多いんじゃないでしょうか。
嫌なことからは逃げてもいい、完璧を目指すな失敗してもいい、どうしようもないときは
誰かに助けを求めろってね。
皆さぁ〜〜黙々と懸命に努力するのが一番素晴らしいっつー価値観に囚われ過ぎなんじゃないの。
まぁ俺もだけど。
いじめとかブラック企業とか、ガンガン逃げりゃいいんですよ。
恥をかくのを恐れるあまり、何も始められないんじゃ意味が無い。
自分一人で抱え込むより、「助けて」と一言言う勇気。
そう!そうなんだよね解っちゃいるけど、これが中々難しい。
でも作中里佳の行動が、読者の背中をちょっとだけでも押したことは間違いないんじゃないでしょうか。
料理超美味そう♪
★★★☆☆
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