島田 荘司 (著)
五年くらい前からですかね、、、
アイツがね、ホラ表紙のアイツ。
あの道化が、さ行の書架を通るたびに囁きかけてくるんですよ。
「なあ兄ちゃん兄ちゃん、借りてぇな。絶対オモろいてマジで。な、な」
「君ぃ、御手洗さんとこの五十作目やろ?ワシな、シリーズもんは一作目からちゅうて縛りかけてんねん」
何故関西弁なのか?
作中でも、何の脈略もなくキャラクターに関西弁を喋らせてます。
その違和感を皆さんにも感じていただこうと思いまして。
、、、、、、。
そうなの。
こーゆーどーでもいいいこと、批評はおろか感想とも呼べないようなツッコミ?に終始してしまいそう。
島田先生、初対決ながら書きたい放題書かせていただきます。
今回改めて再確認しましたが、やっぱ俺ミステリー向いてないわ。
っつーわけで、エラリイ君の御高説を今一度熟読玩味する羽目に。
416冊目『十角館の殺人』
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1990023098&owner_id=263792
ミステリーを読むからには、ミステリーを読む作法を身に付けてないとね。
と言いつつ、ホントにどーでもいいことばかりを書き殴るんですけど。
神奈川県T見市U銀行T見支店の屋上から、時を置かずして三人の行員が飛び降りた。
しかし、飛び降りた行員たちに自殺の動機は全く見当たらない。
事件か?事故か?
名探偵「御手洗潔」が辿り着いた驚愕の真相とは?
マジで驚愕。
良い意味でも悪い意味でもまさに驚愕。
えッ!?ベストセラー作家の人気シリーズでこんな、
△▼△▼△▼△▼△▼△▼ これよりネタバレ注意 △▼△▼△▼ △▼△▼△▼
『偶然に偶然が重なったピタゴラスイッチ』
△▼△▼△▼△▼△▼△▼ ネタバレ注意ここまで △▼△▼△▼ △▼△▼△▼
みたいなオチ、ありなんだ。
ま・さ・に、驚愕。
あの驚愕必至と言われている『十角館の殺人』でさえ、喫煙率以外全く驚愕しなかったこの俺が、今作では驚愕に次ぐ驚愕。
我が評価軸に於いて斬新さは、面白さや共感と並ぶ重要なポイント。
アリですよアリ。
犠牲者は屋上の盆栽へ水撒き中に転落してしまうんですが、その盆栽ってのが落ちぶれて失意のうちに亡くなった大女優の遺品という設定。
屋上の呪いや大女優の祟りというオカルト要素の方が、あの奇跡の物理法則より遥かに納得できてしまうというミステリーにあるまじき様相。
いやぁ〜〜斬新斬新、アリですよ大アリ。
御手洗シリーズのファンの方々からしてみれば、ええッ?よりにもよって「屋上」から読み始めちゃったのッ!?こっちの方が絶対面白いってとなるんでしょうが、斬新さという観点から充分驚愕させていただきました。
それじゃこっからは、ミステリー作法ガン無視のホントにどーでもいいツッコミをば。
キャラクター毎にフォント変える演出いります?
作家たるもの、文章の内容だけで勝負していただきたい。
挿絵やフォント弄りなど視覚に訴える演出は、邪道だと思いますが如何か?
黒いヴィニール、アベック、居酒屋の店員を娘と呼んだりと兎に角語彙が古い。
鼻血ブーにピンク電話、くるくるぱー、挙句、紅茶茶碗ときたもんだ。
紅茶茶碗って、大正ロマンかッ!!
>道でポケットティッシュを配るバイトをしているような男が p286
このポリコレ全盛期に職業差別ですかと。
島田先生が1948年生まれで、1991年が舞台、2016年刊行か、、、
ギリギリ、、、っつーか、余裕でセーフですねハイ。
人の命が軽い。
これは今作に限らず、ミステリー全般に言えることですが。
犠牲者三人目だし、そろそろマジで調べなきゃやばくね?みたいなノリが、どうしても苦手。
人の人生を描くジャンルじゃないから当たり前とはいえ、死が単なるトリガー、起承転結の起として次々と流されていくのがホント受け付けない。
あんな冗談みたいな死に方で弄ばれるキャラが可哀想。
ヤベぇ、、、またぞろミステリーアレルギー拗らせてますね。
そして今作、、、否、今回最大の謎。
そもそもなぜ「シリーズ物は一作目から」という縛りを解いてまで、今作を借りるに至ったのか。
実は、432冊目『大転生時代』
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1991179888&owner_id=263792&from=list_diary_title
借りたとき迄遡ります。
あん時は島田先生同士、最後の最後まで競ってたんですよ。
まさひこか?そうじか?
そうじか?まさひこか?
令和七年十一月某日、東京都多摩地区某図書館さ行書架にて。
人知れず催されていた、「だーしまコンクラーベ」
「そうじそうじそうじやろがいッ!!って、なにしてくれてんねん↓↓↓」
あれ以来アイツが、あの道化が、さ行書架で不貞腐れ続けとるんですわ。
「もうええ、好きなん借りたらよろしいわ」
「ゴメンゴメンそげんいじけんでもよかろうもん、今日は借りるけんが。面白いちゃろ?期待しとるばい」
と、今回借りるに至ったわけであります。
っつーか、ある意味今回読めて良かったわ。五十作もあるような超長編シリーズなんて、縛り破りでもしない限りは、一生手に取れませんから。
それにミステリーというジャンルで遂に、念願の驚愕(←言いたいだけ)できましたし。
たまにはコンフォートゾーンから出るのもいいもんです。
どーでもいい駄文に最後までお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました
★★★☆☆
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