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2026年03月13日09:01

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韓国映画「しあわせな選択」

マンス(イ・ビョンホン)は、製紙会社で勤続25年、仕事ぶりも評価され、大きな家に妻(ソン・イェジン)と二人の子どもと暮らし、大型犬2匹を飼って、幸福な生活を満喫していた・・はずが、突然の解雇。

再就職活動をするマンスだったが、うまくいかない。
履歴書を持って、同じ製紙業界を回るものの、どこにも採用されない。
娘はチェロの才能があり、いい先生に付けたいがレッスン料は高額だ。
このままでは家も売らなければならない。生活費節約のため、大型犬は両親に引き取ってもらうが、子どもたちは愛犬との別れに泣き出してしまう。

せっぱつまったマンスが考えたのは、「ライバルが減れば、就職がうまくいく」というもの。
偽の広告会社をネット上に作り、製紙業界の求人広告をかける。
そして応募してきた男性のうち、有能そうなボムモ(イ・ソンミン)とシジョ(チャ・スンウォン)をターゲットに。
彼らの行動を観察し、連絡を取るふりをして近づく。そしてふたりとも亡き者にしてしまうのだ。

死体を自宅の広い庭に埋めるマンス。妻も息子もマンスのあやしい行動に気付いていながら知らないふりをする。
そして、ようやく、製紙会社に再就職がかなったマンスは、AIが作業工程も生産状況も仕切っている広々とした工場内を、チェックするタブレットだけ持って、黙々と歩くのだった。


この映画、イ・ビョンホン主演、パク・チャヌク監督ということですごく期待して見に行ったのだけど・・
わたしには正直「見て不愉快になる映画」だった( ;∀;)。
がけっぷちに追い詰められたマンスの取る行動が突飛すぎてついていけないし、残酷に殺されるボムモやシジョがただただ哀れ。
犯罪が露呈することもなく、平然と再就職に成功って??
わたし同様、同じ映画館で見ていたおばさま方二人が、終映後、わたしのあとに洗面所に入ってきたが「何を言いたいのか全然わからない映画だったわねえ・・」と。
あえて、ブラックコメディーテイストで、失業者の悲劇を描きたかったのかなあ。でもなんだか悪趣味な感じ。
パク・チャヌク監督は、3年前にも「別れる決心」を作ってるけど、これも「思わせぶりすぎて、不快にさえ思う」というのがわたしの感想だった。
イ・ビョンホンやイ・ソンミンなど「俳優の無駄遣い」だよなあ、と個人的に思う。
原作はアメリカの作家・ウエストレイクの「斧」だそうだ。
わたしはブラックユーモアのおかしみがわからない、ということなのかもしれない。
(3月9日、キノシネマ天神)

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