万城目学著
「本題に入るまでが長ぇええーーッ!!」
スイマセンまたコレ↑です。
最早今年のトレンドですね。
直近だけでも四冊がこの感想。
「本能寺の謎」どーなった?
早く「P-38」に乗れ!
「人口知能」の話まだ?
242ページまで我慢して下さい!
に続いて今作、
「ヒトコブラクダ層」って何だよ?かーらーの、「ぜっと」登場までがまあぁぁーー長い長い。
遠い過去の記憶を遡るに、、、「ホルモー」も「鹿男」も、こんなに勿体ぶらずスグ出てきたと思うんだけどなぁ、、、
まあ、上/下巻の大作ですもんね。
超能力を持った三つ子。
長兄は透視、次兄は天才的な言語能力、末弟は予知。
そんな三つ子の前に、ある日謎の美女が現れて、、、
「ヒトコブラクダ層ぜっと」という謎のタイトル。
何が目的で、物語が何処へ向かっているのか?全く方向性が示されない状況がひたすら続きます。
作中の三つ子同様、読者も翻弄されっ放し。
この感覚を楽しめるかどうかで今作の評価が定まるかと。
金田一シリーズで、読めども読めども殺人事件が起こらなかったらどうですか?
もどかしいですよね、そんな感じ。
別に前菜が美味けりゃ、メインが出て来るまでワクワク待ってられるんですけど、これが微妙。
決して不味くはない、不味くはないけど美味くもない、微妙。
ゴメンナサイ、正直ココに書くこともあんまないっス。
設定は凄いんですよ、ソソりまくり。
仁・智・勇の天・地・人、超能力、中国マフィア、謎の美女、自衛隊、古代メソポタミア、恐竜と食材も逸品揃い。
でも纏めて料理してみたら、、、どうしてこうなった?みたいな。
火加減なのか、塩加減なのか、はたまた相性なのか、、、
文章の脳内映像変換率もイマイチ。
万城目先生の作品は過去何作も読んでますけど、場面を思い浮かべるのがこんなに大変なのは初めて。
話が壮大過ぎんのか?そりゃ、メソポタミア文明にしろ恐竜にしろ肉眼で目視した経験ないんで想像し辛いのかもしれませんが。
キャラクターも個性的で俺好みのはずなんだけど、何故か全然響かない。
何か歯切れの悪い感想でスイマセン、気の利いたことも書きたいんだけど、、、
そうね、、、ネタバレになるんであんま詳しく書けないんですが、まあ、、、その、、、何つーの、神?みたいな存在について。
この世界、今我々が生きているこの世界。
人間が行動できる最大範囲この惑星「地球」上にて。
ぶっちゃけ俺たちって最強じゃないですか、そう地球の生態系最上位に君臨してるのが我々人類なわけです。
人間社会の中で見れば、あらゆる能力によって個体の格差は生じますが、基本「種」としては最強、地球上に生息する他の生物をほぼ完全に支配下に治めている無敵状態。
人間の快適な生活を維持するために、人間以外あらゆる生物の命が犠牲になっているこの現状、貴方はどう感じてます?
とか偉そうに書いてますが、俺もお肉大好きだし、日々石油化学製品のゴミを廃棄させてもらってますけど(ゴミ出しルールは厳守してるとはいえ)
ここに人類を超える存在、神?みたいなもんが登場したらどーなるのか?
その超越者が神の様な善の存在ではなく、悪だったら?
例えば人類を上回る科学技術力を持っていて、人間を捕食する生物だったら?
牛・豚・鶏から見れば、まさに人間がその脅威そのものであるこの現状、貴方はどう感じてます?
俺?俺は命に感謝して美味しくいただきます。
、、、みたいな妄想が膨らんだ次第。
相変わらず本の感想からズレてますね(哀)
くぅーー歯痒い! ネタバレ解禁ならもうちょっと書けるんだけどなぁ〜〜
万城目版カルダシェフ・スケール
★★★☆☆
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