洋楽も邦楽もまずはオリジナルアルバムからって言うのは正解です。
もしくは、公式のベスト盤とか。
個人的に、そんなにブートレグを追い求めるタイプではないのです。
ただ、公式とその中間に位置するアルバムの中にも優れた内容のものがあるので
幾つか紹介したいと思います。
Humble Pie 「 In Concert」 (Winterland San Francisco 1973)
https://www.youtube.com/watch?v=LUT4caTKqT4&t=1741s
これまで何度か再発されていてパイの公式YouTubeでも聞く事が出来る
ライヴです。
元々のソースはキング・ビスケット・フラワー・アワーがFM放送用に
録音したのもなので音質は極上。
時期的にも脂の乗り切った最高の瞬間を切り取っています。
パイのライヴ盤と言えばフランプトン在籍時の「パフォーマンス〜
ロッキン・ザ・フィルモア」が有名ですが、長尺なインタープレイの応酬など
初心者にはハードルが高いのも事実です。
さらに、クレムソン時代のライヴ音源は二枚組の「イート・イット」の
一部しかないので彼らの全盛期を知るには最適なライヴ盤でありベスト盤で
あるとも言えます。
とにかく、これを聞いてからスティーヴ・マリオットを判断して欲しいです。
これほど魂で歌うヴォーカリストはなかなかいませんから。
Cactus「Fully Unleashed - The Live Gigs」
https://www.youtube.com/watch?v=WyrdStbXUp0&t=732s
カクタスの公式ライヴアルバム「汗と熱気」は名作ですが
(ピーター・フレンチも素晴らしいものの)ラスティ・デイが歌っていない
と言う最大の欠点があります。
その不満を払拭するオリジナルメンバーによるライヴがライノハンドメイドより
発売された時には狂喜乱舞しましたがあっという間に完売。
その後、日本でも通販のみで国内盤が発売されてやっと手に入れました。
内容は最高&最強の一言。
ボガード&アピスのキャリアの話をするとジェフ・ベックと組んだBBAの
人気と知名度が圧倒的ですが、冷静に聴き比べればどちらがバンドとして
大きな化学反応を起こしていたのかは一目瞭然です。
特に、元AC/DCのボン・スコット並みに野蛮なヴォーカルが特徴の
ラスティ・デイはいつになったら再評価されるのだろうと思います。
ちなみに、The Live Gigs�兇眸�売されていてそちらも必聴なのは
言うまでもありません。
Television 「 Live at the Old Waldorf San Francisco 1978」
https://www.youtube.com/watch?v=F8nfrlVp464
https://www.youtube.com/watch?v=jyLju9WQKXs&list=OLAK5uy_nJxEhD7qm2F8OuOT1xeW58GdzfpttYj6s&index=7
テレヴィジョンが公式に残したアルバムは(当時)僅か二枚。
長い間、解散後に発表された「The Blow Up」と言うアルバムが
ライヴアルバムの決定版とされてきました。
ところが、それより曲数は少ないものの、音質面では文句なしの状態で
ライノハンドメイドから発売されたのがこのアルバムです。
ニューヨーク・パンクに分類されるグループなので
よくこの音質で残っていたなと驚きました。
パンクの中では卓越した技術と個性を誇るバンドだった事が分かる内容です。
一番最初はマーキームーンがいいと思いますが、その次くらいに聞いて欲しい
クォリティーです。
MAHAVISHNU ORCHESTRA ーWild Strings (1972)
https://www.youtube.com/watch?v=91Cql5li_2Q&t=2507s
このアルバムは、ほぼブートレグと言ってよいでしょうね。
ただ、結構売れた?様なので探せば見つかるレベルかもしれません。
第一期マハビシュヌの公式ライヴアルバムは幻のサードアルバム(現在は
スタジオ録音が発売されている)に収録予定だった新曲ばかりで構成されて
いたので、代表曲のライヴを聴くにはこういった非公式なものに手を出すしか
ありませんでした。
このアルバムが素晴らしかったのは欲しい曲目と音質が合致した事です。
完全なるサウンドボード音源なのでもしかするとライヴアルバム用に録音された
ものの一部なのかもしれません。
どこから聞いてもプログレッシヴ・ロックなのですが
こんな音楽がジャズ・コーナーにしか置いてないなんてジャンル分けが
いかに無意味なのか痛感しますね。
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