佐藤正午著
ドラマ先に観ちゃってて。
八年前だって。ようやくいい感じに記憶が薄れてきたんで今回佐藤先生と初対戦です。
いや他にもあんのよ。映像作品先に観ちゃって読書保留の作品が。
やっぱ映像の威力たるや強烈なんで。
ねえ、なるべくならサラの状態で読みたいじゃないですか。
八年経って、、、宝くじが当たるってことは以外は朧気、、、やっとこ読める運びとなりました。
面白い。
あらすじは宝くじが当たって、人生の歯車が狂い始めるっつー定番のヤツです。
何つっても、「【その日】から読む本」の存在感。
あのッ、高額当選者だけが貰えるという秘密の本ですよ。
この伝説のアイテムが放つ物語への吸引力たるや、あのダイソンも真っ青です。
高額当選したときの予行演習が出来るッ!ってだけでも今作を手に取る価値は十分あるんじゃないでしょうか。
忘れているとはいえ、一回ドラマで最後まで観た話ですから。
やっぱり思い出してきますよね、読んでるうちに。
ミステリーにおいて、先の展開が分かっているというのはそれこそ致命的かと思いきや然に非ず 。最後まで大変楽しく読ませていただきました。
で、新しい発見だったのは、戸田恵梨香さん凄ぇってこと。
ドラマの主役です。
話はメチャメチャ面白い、面白いがッ、今回原作読んでビックリ、キャラに全然魅力無しってこと。
主人公ミチルがまぁ〜〜つまんないキャラだこと。只々状況に流されるだけの自分勝手な女。
知恵も美貌も優しさも強さも執念も醜悪さも、何にもないんだもん。
「面白い小説には魅力的なキャラが必要不可欠」そんなふうに考えてた時期が俺にもありました
何やら、佐藤先生のストーリーテリングとキャラクターデザインを同時にリスってディスるという高度な業を繰り出してますがw
つまんないキャラ使って、こんだけ面白い話に出来んだと純粋に感動したってことを伝えたいだけなんです。
巻末の著者紹介にね、「つまんねぇ文章しか書けないヤツは小説家なんかやめちまえ!」みたいなことが書いてあったんですよ(↑俺のうろ覚えです、あ〜〜メモしときゃよかった)、おお強気ですねぇと感心しきりだったもんですから。
まさに有言実行、御見それ致しました。
順番が逆、小説→ドラマの順だったら全然違う感想になってたかも。
▼△▼追記△▼△
ありました、例の強気の件。
>カマボコを切って並べたような、張り合いのない文章を読まされても読者は迷惑だろうし「面白い小説を、まともな文章で書きたいだけ」と答えている。
スイマセン全然違ったけど、やっぱ強気ですよねぇ。
一と声/一と皿/一と月/一と晩/一と仕事/一と間、、、「と」いらなくね?
★★★☆☆
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